ツイッターのハッシュタグで「#いいねしてきたアイドルとチェキを撮る」「#いいねしてきたアイドルをフォローする」というのが流行っておりますね。アイドルファンがこのタグをつけると、アイドルがやってきていいねつけてくれるとかなんとか。
ファンがタグつければ、アイドルもそれを追っていいねする。これってこっちは他人のタグを別に見たいわけじゃないけど、頼みもしないのにフォロワーの「いいねしました」が表示されるおかげで、ずらずらとアイドルファンの人の「#いいねしてきたアイドルを~」がTLに並んでるんですね。フォローしてるアイドルの人がいいねばんばんしてるから。あれ正直いらん…。あれミュート出来るって話で数ヶ月前からやってるんだけど消えないんだよなー。
(関係ないですけどこの「いいね」が見えるって状況、相手のいいねが見えるのはまだいいとして、自分の「いいねつけたtw」のどれがフォロワーに見えてるのかわからない、てのがいちばん恐ろしいですね。自分をフォローしてる人のTLに、澁谷果歩さんの面白いおっぱいtwとかが「大坪ケムタさん他3人がいいね!しています」とか出てるんでしょうか。ひー)
それはともかく、このハッシュタグ「#いいねしてきたアイドルを~」がなんかもやるものあるなあ、というのがあって。ひとことで言えば「いいねの安売り感」。
アイドルにとって「営業ツールとしてのいいね」というのは理解出来るんですよ。ただそれは「ライブ楽しかった」とか「○○が気になる」という、あくまで自分やグループに対する関心を示している&示してそうなtwに対して行うものであって、ファンの興味というのがベースにあるのが普通なんじゃないかと。
でも「#いいねしてきたアイドルを~」ってのは、正直「だれでもいい」わけですよね。そこに自分からいいねするのは媚びすぎじゃないかなあと、と思ったわけです。最初は。
ただ「媚びる」というのもなんか違う。特定のアイドルを応援する側にとって、好きなアイドルからの「いいね」というのはそれなりの意味があるわけじゃないですか。特別な人からの、特別ないいね、なわけです。それは何物にも変えがたい。
ただ、TLで流れてくる「#いいねしてきたアイドルを~」を見ると、人によっては100人近くのアイドルのいいねが並んでるわけです。それはもう特別でもなんでもない。誰かにとっての特別な人たちの特別ないいねが特別でなくなってる感がどこか悲しく思えました。
あなたの「いいね」は誰かにとって特別な人からの特別ないいねなんだから、だれでもいいいいねをして「だれでもいいアイドル」になってくれるな。
まあ自分がこんな感じでぬるぬる思ってるのとは違って、アイドルにとっても単なるお遊びなのかもしれませんし、けして楽ではないアイドル状況、とにかく誰でもいいからフォロー数を増やしたい、というのが正直なところのかもしれません。ああ、そういう話題も出た7月にやったトークイベント「SAKA-SAMA Dr.まひるんの『アイドルのTwitterについて考えてみた』討論会!」、今やったらこの話題ぜったいやるよね!ということでその際のイベントのリンクを営業して寝ます。
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