サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

俺週報6.17~6.22

17(日)
BUBKA原稿。デイリーポータルZ原稿。昼、ユニオンプロレス「雨ニモマケズ ユニオン in 下北」@北沢タウンホール。東京女子プロレスのNOZOMI選手目当て。試合はやはり花月の力強い安定感の前に屈したものの、スマートなコスチュームに中性的なルックスはエースとして見栄えするもの。プロデュースする立場の高木大社長・甲田さんのふたりも「団体」ではなく「個人」というのは例がないはずで、どう旗揚げまでこぎつけるか楽しみに見ていきたいところ。ユニオンは今回初観戦で、頭突き祭りなメインの石川入江組vs小林伊東組、変態大社長を上回るテンションすら感じる高木三四郎・松田慶三組、あといろいろと素晴らしい紫雷美央と見れて満足。ユニオンはDDT本体に比べてもうちょっと泥臭い印象あったけど、けっこう洗練されてた風に感じたのは下北マジックか。その下北もひっさびさに来たけど、レコファン閉店って!人も週末にしては少なく感じたし、ずいぶん空気変わりつつある。
王将で餃子定食食べてから高円寺に移動し「HONDALADY presents (In A)MODEL ROOM“10DERNESS〜「HONDALADY」リリースパーティ〜”」@高円寺HIGHへ。入ったらオノマトペ大臣かかっててキュッと掴まれつつ、地下フロアまで降りたらスタート前なのにすげえ客入り!え、皆オープニングのDieTR@Xとにゃんにゃんず目当て?と思ったけど、あとで振り返るとADAPTER。目当てなようだ。V系テクノ?といってもフロアで聴く分にはもっとポップな感じで面白かった。客も黒かったり和装だったりしてないしなあ。詳しくはO.D.A.さんとこで。

トリのホンダはいままでにやってそうでないタイプのストレートなアゲ曲「Ceremony」が間奏の客いじりもあってやっぱライブだとさらに映えるねえ。あと「昼行灯」はコラーッ山岡!なVJ付。次のアケアタも楽しみだ。

ただ一番印象に残ったのはレコライドの「サヨナラ超特急」カバー。3分の楽曲でこんな素敵なことが出来るのが音楽の素晴らしいところだね。

18(月)
デイリーポータルZ原稿。
夜、さくらえみ選手の新プロジェクト、バンコク女子プロレス「我闘雲舞」の日本展開である「gatoh-meet*1」観戦。やっぱ旗揚げ戦はいっとかないと!アイス市ヶ谷時代は未見なので、さくら選手を市ヶ谷サイズで見るのははじめて。会場に入ると目につくのは、タイに行けば誰もが必ず目にする蘭、デンファレをイメージさせる濃い紫のマット。あとで調べたら花言葉は「お似合いの二人、わがままな美人」だとか。わはは、うまい事いうなあ。こういう偶然は大事だよな。
 自分のチケットの整理番号は38番。結局50人くらいは入ったのか。ここにいる全てが。わずか3日前に開催を知り、月曜夜という条件にも関わらずやってきた「さくらえみを見たい人」。この悪条件だけに、決して多くはないがその熱は溜めに溜めた分、会場のいい雰囲気として漂っていた。さくら選手勢いよく前転しての入場の拍手の期待感はまさに「待ってました!」的千両役者に向けるもの。選手のさくらえみ以上に、プロデューサー・さくらえみを皆求めてるのだなあ。
 そんな優しいやさしい観客に突飛な提案をぶつけてくるのがさくらえみという人。さすが花言葉「わがままな美人」。今回は「みんながメディアなので、全員今日の試合をレポートしてください。活字プロレスに戻ります!」という無茶ぶり。しかしそれはここ数年、彼女がアイスリボンとツイッターが行ってきたことでもある。
 行われた3試合は自分も含めて市ヶ谷歴浅い人には新鮮に、初期アイス見てる人には懐かしく見れたのかな。今後は来日するたび行われるということでgatoh-meetはさくら選手のツイッター以上の言葉を聞きたい、支援したい人との報告会といった距離感だろうか。ただタイが活動の中心というのは決まってる以上、「団体」としての流れなのか、コンパクトな自主興業という形なのかはまだ見えない。
 ただ、あらためてデンファレの花言葉「お似合いのふたり」を強引に関連づければ、それは最初の所属選手でもある「さくらと米山」でもあり「日本とタイ」、そして「さくらと観客」でもある。ここにいるさくら選手はもちろん、観客もまたこの市ヶ谷の距離感は今だけのものと信じているから出鱈目な告知にも関わらず50余人が集まったのだろう。だってここから広がっていく軌跡をアイスで見てきたのだから。そして今回はさらにワールドワイドに広がるかもしれない。さくらえみという人にはそれだけの絶対的な信用と期待がある。今はまた卵からやりなおしでも、きっとまた類を見ない怪獣を育て上げるのだ、この人は。

19(火)
月刊SOD原稿。デイリーポータルZ出張編集部に向かう。初ヒカリエ。下から店も見たけど、六本木や表参道ヒルズ同様に自分の人生には関係なさそうな店ばかり。よく地方ショッピングモールの画一化、なんて文句言われるけどあっちの方が見るものはあるよなー。小さいタワレコとスニーカー屋と揚げ物コーナーでとりあえずは事足りる。ただ川本喜八郎ギャラリーは広くはないけど平家物語三国志の主要キャストがみっちり揃ってて相当よかった。李儒の目がかっこいい。

東スポ見出し「高橋克也鬼畜AV見ていた」。中之島図書館廃止か。台風。
20(水)
DMM原稿。デイリーポータルZ「京都コロッケおばんざい派」掲載。学生時代にお世話になったのは太秦の肉屋の45円コロッケ。
21(木)
DMM原稿。オールアバウト「カン松のキャンギャル&家庭教師が止まる!?」掲載
夜は「アダルトビデオ30周年記念[AV30]感謝祭」@ロフトプラスワン。前売完売、机一切ナシのこの店ひさびさ見たなー、町山さんのイベントなどではある光景だけどもエロじゃそうはない。「つぼみは処女」の信憑性や、麻美ゆまの2012のトップ女優としての華、いいオヤジっぷりの中に90年代と今のAVの最前線に立ち(&勃ち)続ける者としての言葉を聞かせてくれたカンパニー松尾監督、どのゲストも文字どおり立錐の余地もないプラスワンに来た人に喜んでいただけたのでは。あと進行だけでなく松尾さんとのハメ撮り(風)シーンと貴重な姿も見せてくれた小室友里さんな。安田&沢木両先輩のトークも勉強させていただきましたー。自分はもうゲストって事でこの日はもうゆるゆると。


あらためて壇上で人妻にこれやる松尾さんひどいな笑
*BABYMETAL新曲「ヘドバンギャー!!」公開。

22(金)
DMM原稿。夕方まで育児デー。子供の「眠たくて、でも寝るのに恐怖をかんじてて、とりあえず号泣するしかなくて、でも眠気に勝てない」時って面白いなあ。彼女なりに睡眠=死と戦ってるんだろうけども。涙と鼻水でグッショグショ。何歳くらいになると「寝ても死なない」「むしろ気持ちいい」て気づくんだろなあ。お父さんは寝ても死なないのは気づいたけど、寝ると仕事が遅れるから寝るわけにはいかないのです。