11(土)
『デイリーポータルZ』原稿書き。
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夜は鶴岡法斎さん連載開始おめでとう飲み。近年飲み会でよく使ってた歌舞伎町の香港カオラーにて。ここ実は台湾料理だったんだな!臭豆腐もあるし。
12(日)
近所のホームセンターへ洗濯バサミ買いに行く以外は家でゴロゴロ。
13(月)
コアマガジン『BUBKA』でみづなれいさん取材。
お会いする前にブログやらツイッターで情報収集してたら、小学校以来の先輩がディレクターやってるサイトでモデルやってて驚いた!ということでインタビューは共通の知人トークから。しかし真希波コスが似合うのも分かるモデル系美少女っぷりと、40代ゴロシな親父好かれフェロモンがプンプン。このルックスでレディオヘッド好きってなあ、語りたがりロック親父を誘蛾灯のように吸い寄せるはずだわ。内に個があり、その片手には酒がある美少女。どこか森下くるみさんを思わせるのだけど、実際仲良いようで。
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Gnarls Barkleyのヴォーカル、Cee Loが新曲出してた。甘く軽やかにファッキューファッキュー。フジロックのハッピー感がいまだ忘れられない。
14(火)
デイリーポータルZ『台湾のデカい龍と光る大仏のお寺』掲載。
ここからは記事では使わなかった地獄写真。ノコギリ!目突き!内蔵引っぱり!むーざんむざん。
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『コロンバイン銃乱射事件の真実』読了。
アメリカでは09年に発売。約10年をかけただけある細かな証言の積み重ねによるエリックとディランの犯行日まで、そして当日の惨劇再現力にも圧倒されるけれど、事件後のコロンバインに起きた渦がひどい。犯行はゴスなトレンチコートマフィア、いじめに対する報復説、信仰を告白しての殉死、など事件直後に伝わってきたニュースがいかに「そうあって欲しい人々」による操作だったかを明かす。生き残った者たちの間にも様々な感情が交錯し「無差別殺人が理由(誰でも良かった=運が悪かったと納得出来る)の犯人より(確実に自分に対して悪意があるだけに)許せない人がいた」という証言が生々しい。しかし今さらだろうけど、湊かなえ『告白』ってコロンバイン事件の影響強いのかな?犯人ふたりのキャラクターがかぶる。特にエリックと修哉のサイコパス加減。
15(水)
GOT『べっぴんDMM』誌コラム原稿。豊田薫監督『レイプ狂い 氷高小夜』(アリスジャパン)について。DMMのストリーミングで見直したけど、あらためてむちゃくちゃ面白い!ドキュメンタリー?モキュメンタリー?それすら包み込むこの時代のAVの凄さよ。
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昼、ペイ*デ*フェのりむちゃんと照沼ファリーザ展「食欲と性欲」@銀座ヴァニラ画廊。
色彩や構成の妙もだけど、「やりたい事」がしっかりあってなおかつそれに「自ら身を捧げられる」人にしか出来ない強さを感じた。「いいモデルがいなくて〜」とか言ってる人には出来ない世界。具体的にいえば、裸になってゲロ吐いた姿を見せれるかどうかってことだけども。モデルや題材に依存せず、自分のポテンシャルが作品に直結する。そういう意味では彼女は文字どおり「私が作品」だ。
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Weezer "Memories"のPVはJackassとのコラボなんだ!この馬鹿パンクノリもまたエピタフ移籍らしいというか。
16(木)
『デイリーポータルZ』原稿。
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ブラウジングトークセッション・仲俣暁生「社会にとって本って何だろう」@川口市メディアセブン。川口市は映画・トーク・ワークショップなどけっこう面白い事やってる印象あったのだけど、なかなかコレ!てのがなく行く機会なかったのだけど電子書籍関連の話ということで参加。電子書籍サイコー!て感じでもなく、今ネット記事なんか見た限りで感じる違和感、そして可能性をほどよく柔らかい内容で説明してくれて面白かった。聞きながら「図書館ってアナログなインターネットなんじゃね?」ということが頭に浮かぶ。
17(金)
『デイリーポータルZ』原稿。『BUBKA』誌テープ起こし。
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サン出版『マジヤバ!』誌で進藤みく取材。
取材決まるまでは作品未見で、見た感じだと大沢美加、和葉みれいのラインのM系キカタンっつー感じなのだけど話が面白すぎた!デビューして間もない子にインタビューする際の定石として、デビュー前のエッチ話(性への関心、初体験、彼氏話など)→デビューのきっかけ→デビュー現場の話…というのがだいたいあるのだけど、デビュー前だけで1時間以上かかったのはひさびさ。大物ド変態現る、だ。しかし「オタクとAV女優」論はそろそろまとめたいなー。
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いまごろ知ったJAMAICA。リズムもギターもいい感じにキレキレ。いやー、DJやってるフリでもしてないと音楽情報に疎くなるね。