サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

俺週報 5.29~6.4

29(土)
昼はJJポリマー「実弾生活7」@新宿ミラクル。毎回キャラの使い分けが達者すぎる成田さん、今回は「3匹のお供をきびだんご漬けにするインテリヤクザな桃太郎」がハマってたなあ。もっちさんのオタクからイケメン教師までの過剰な役作りもマル。テレビというメディアの王道からは一番離れてるかもしれないけど、すばらしいコントの王道。
30(日)
Dサイト原稿。「からし焼!それは東十条のパワーフード」

早めに終わったので夜は新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.」@後楽園へ。4時過ぎに当日券売り場に並ぶと既に行列。内容も期待どおりの日本のインディー+世界のプロレスのショーケースとして最高なモンを見る。特にデイビー・リチャーズの悪童感溢れた色気はすばらしい!ノアにしろ全日にしろ90年代に比べてジュニアは充実して年間ベストバウトクラスも出来るメンツになってきたけど、あらためてこのスーパーJr.を運営出来るブランド力は新日にしかないよなあ。そこの自信を持ちつつ不安も理解してるから今の新日は信用出来る。その上シリーズ中にこんな動画上げちゃうんだもん、どうかしてるぜ!(褒め言葉)

31(月)
朝からマイル消化のための香港道楽旅行。昨年12月にも行ったのだけど、その際はマカオでのアジアアダルトエキスポ取材がメインで満足行く内容ではなかっただけに念願の再訪。トラディショナル&ブルータルな猥雑さが街中に溢れてながらも、既存の中華文化に西洋やら日本やらの新奇さを取り入れようとして入り混ざってるのが面白いんだよなあ。特にビジュアル的に。

でもソフトオンデマンドのロゴから取るこたねえわな@信和中心。
到着して先に来てた妻と合流し、重慶大厦で両替済ませたついでに地下の蘭芳園で遅い昼飯。文字と値段だけ見て適当に頼んだらペラペラのサンドイッチが…。結構物価高いから値段だけで判断したら結構ハズすんだよなあ。幸先悪し。その後、尖沙咀をふらふら。香港のグラフィティ系ブランドということで気になっていたSTART FROM ZEROに行ってスプレー缶型ポーチを購入。PSPを入れるケースを探してたのでちょうどよろしい。

夜は中環のヨン記でローストをバクバク。妻が飯処サーチ&デストロイな人なので旅の飯にハズレなく助かる。
1(火)
翌日は初の中国メインランド・深センへ。旅行前に情報収集した時点では「怖い」「スリ多い」「みな獲物を狙う目」とブッソーな情報ばかり。トートバッグをいつもより鷲掴みにしながら国境をくぐり、小綺麗な地下鉄を抜けてまずは中国最大の電脳街・華強北路へ。いやー、デカいデカい。というか今回あらためてゆっくり回ってみて、香港も中国も新しいビルがゴロゴロしてる上にどこもスペースを無駄に使いまくった華美優先な作りで、あらためてバブル感溢れまくってるのを今回あらためて実感。


道はダダっ広いしビルもデカいし、中に入ったらその量にまったく必要を感じない無数の店舗の数。それでもやってけるほど今の中国は景気よいって事なのかねえ。ちなみにビビらされてた危険度は「これだけ人いればそれなりにスリも出るわな」と思う程度には危険。ベトナムみたいなあからさまな押し売りはいないんだけど、物乞いはしっかりいるランク。香港の洗練具合に比べると、赤信号でもワイワイ人歩いてたりと「雑」なパワフルさが溢れてる感じはヒシヒシ。ダラけてるけど、ギラギラしてる。RPGに出てくる「辺境の大都市」ぽい。




メニューで5元(70円弱)だから缶と思った青島ビールが瓶だったりと物価もなかなか安い。そして噂どおりの海賊版の山!深センにおける渋谷的な街である老街は「ラフォーレ原宿みたいなおしゃれビルなんだけど店の半分は洋服、半分は海賊盤」みたいな店がゴロゴロ。逆にファッション関係はオリジナル中心で(××っぽい、はあるけど)異様に充実してて渋谷原宿とぜんぜん変わらない。事前調査でちょっとウータンっぽいこのブランドを探してたんだけど見あたらず。ネットで情報出てても実際行くと店が見あたらないのも中国クオリティ、か。
夜は尖沙咀の鹿鳴春。スーツ着たおじさんたちの給仕がウロウロワイワイ、しかしウルサイというよりは楽しげな感じで、どこか見たことある雰囲気だなと思ったらサモハンに変わる前の『サントリー黒烏龍茶』のCMに出てくるおっちゃんテイストだった。ザ・健啖家。
2(水)
朝から香港島南部の赤柱へ。白人観光客が多いというふれこみだけど、行ってみたら画一的なお土産屋とスパゲティやらピザやら出すビアバーがあり…と、要は「異国に行っても地元と同じものが食えないとイヤだというダメ観光客」向けの街だった。とっとと九龍側に戻って旺角、深水ポーをぶらぶら。そして目的のひとつであった『RED DEAD REDEMPTION』、あと『JUST CAUSE2』『MANHUNT2』を購入。ゲームといえば旅先で異様に早起きしてしまう俺+香港は食事系以外店が始まるのが遅いのでPSPを持ってったのは暇つぶし出来て助かった。ホテルの目の前に政府運営の無線LANスポットがあるのでネット繋がんないかと思ったけど9階までは届かず。夜は太子の鳳城酒樓。
3(木)
香港最終日。だいたい見たいところは回ったので飛行機の時間まで飯食ったりお土産買ったり再度店を回ってみたり。海外でのお決まり、Tシャツ堀りも香港らしいのが見つかり満足。


その隙間に中環の陸羽茶室、尖沙咀の廣東焼味餐廳、名も覚えてない茶餐廳で飯を食らう食らう。やはりロースト系は最強でござるの巻。


深夜0時半香港発羽田行の便で帰国。前回の消化不良の旅をスッキリ嚥下させた食と買い物のOLチックな旅は十分満足。今回マイル消化の旅だったのだけど、もう一回香港行けるだけのマイルは残しておる。次弾いつでもどんとこい。
4(金)
朝5時ごろ羽田着。クソ遠い上に妙な匂いのする某ライナーが好きになれない成田に比べるとやはり羽田はいいなあ。帰ってきても案の定仕事にならず夜までぼわぼわと過ごす。機内で読んでた『粘膜兄弟』の呪いか。
夜はTENGU編集部Kくんの退社祝いでバレンタインへ。ロボ好きの彼に深センのジャスコで買った『太空冒険記 星原戦記』の「バルキリーっぽい何か」をお祝いに。



D
これ、自分用にも買っておけばよかったなあ…。深センならジャスコにもあるけど香港サイドには一切ないので旬なお土産。でもおもちゃってパッケージがデカいから無駄にかさばるんだよな!とりあえず自宅用にはコレ買ったので良しとする。


東中野で朝まで飲み倒しトランスフォームな京浜東北線の夢を見つつ帰宅。