3(土)
夕方からHONDALADYpresents「MODELROOM #6 〜瞬足モナムール〜」@高円寺。対バン良いのもあって序盤から観客満杯!ブレイクのよ・か・ん。初見のYMCKはいまさらながら面白かったなー。そもそもチップチューンてそんなにいいか?とずっと思ってたんだけど、あの音でズビズバ掻き鳴らされるジャズっぽいベースラインが恐ろしく格好良い。それで後ろのスクリーンでは8ビットキャラが走り回るまったくもってスキのない世界。
そしてトリのホンダは邂逅の日のVJとの相性もよく、今まで以上にロックというか肉体派なライブに。歌詞や「Oi!」をリアルタイムに出すVJがシンガロング状態を誘発するんだよなー。いまさらながらにホンダって一緒に歌いたいバンドなんだな、と気づかされる。特に「UPRIGHTSONG 1995」は気持ちよかった。そして相変わらず宍戸ルンルンは可愛らしく小さかった。
4(日)
昼からTシャツオークション@お台場カルチャーカルチャー。
取材兼出品という立場で見たけど、他人のTシャツは見てるだけで面白いね。90年代のTMGEツアーTとか欲しい人はたまらんだろう品も出てたけど、なかなかサイズが合わず。いっそヤフオクで買ったらソコソコ値つくんだろうけど…。自分で購入したのはサイズ違いも部屋に飾るか、と手を挙げたWEDDING PRESENTのみ。
最初は100円だからいいか、と手を上げたら競合相手もいて結局600円まで競り上げてしまった。ま、落としたけどね。しかし後で気づいたのが、競った相手はエスワンなどで撮ってるKC武田監督だったという…。人はなぜ、そしてAV業界はなぜ争う。
自分で持って行ったのは8枚くらい売れたのかな?1400円くらいと飲み代程度にはなったから良しとしますか。ちなみに持ってったのではスチャダラパー15周年のが一番高値に。まぁ価値を分かって頂ける方に買っていただいたので良しとしますか。
夕方からTENGU編集部の花見。
5(月)
B誌打ち合わせ。
『ビデオメイトDX』終刊号到着。
いろいろエロ本の休刊が続いてるけども「正しくAV情報誌」をやっていた同誌の終刊はこれまでとはちょっと違うダメージ。AVを批評する雑誌としては同じコアマガジンの『ビデオザワールド』の方が有名かもしれないけど、レンタル隆盛の時代からインディーズの萌芽、フェチAVのジャンル化、企画単体の誕生…とキチンと時代を最先端で追いかけてきた唯一の情報誌だった。
最後の特集は「一番インディーズAVが熱かった時代、98年−00年」。その巻頭である「淫語・手コキ」コラムを担当させてもらったのはまことに光栄。あらためてその頃の同誌を読み返すと、読者コーナーが異様に熱いんだよね。「手コキ発射は是か非か?」「やはり最後は顔ではないか?」ということを長文で言い合ってる。みんなオナニーするのに真剣過ぎる!と今だと笑える。でも、今じゃ星占いレベルで私ドエスだのドエムだのと言ってるけども、当時はそんなジャンル分けすら曖昧な時期。もうなんか自分でも最近は適当に気分で分けるのに馴れちゃったけど、もともとそんなサラっとエスとかエムとか割り切って納得出来るもんじゃないんだよ。AVを見て「このモヤモヤする気持ちはなんだろう?いわゆる俺は変態かもしれないが、それを確かめるためにもAVを見て自分を暴きたい」という欲望。当時フェチAVを見るという行為はこういう言葉が正しければ「自分探し」だったのだと思う、ある意味。通算240号、おつかれさまでした。
『粘膜蜥蜴』読了。
前作『粘膜人間』から繋がる世界観は南方エキゾ趣味を取り込みつつさらに強固に。『人間』に比べると特殊な言い回しが引いてストーリー重視だなー、と思ってたら唐突な富三の応援シーンに爆笑。どちらかというと全編に渡って特殊な言語感覚のビートが効きまくった前作が好みかな。とはいえ言葉使いに関しては上流階級という設定もあるし、このまま成長すれば作者は怪物間違いなしですよ。来月出る『粘膜兄弟』が楽しみすぎる!
6(火)
Dサイト原稿。
7(水)
Dサイト原稿。
P誌打ち合わせ。
みひろさんインタビュー@B誌。20歳でグラビアデビューして27歳かー。それでまだ女子高生が似合うんだから恐れ入る。『ゴッドタン』なんかでは天才!と呼ばれてるも、そんな彼女の努力の部分を知る。ちなみに出たAVで一番好きなのはお姫様コスプレした『大奥』らしいけど、今バカ殿で腰元役やってるのは何かの因縁か。
8(木)
K誌原稿。
デイリーポータルZ記事「プロレスマスクは非日常の入口」掲載。
http://portal.nifty.com/2010/04/08/d/
ミスター6号、nkwと見て自分の中の別のプロレスチャクラが開いた気がする…。これからイイ季節だし、草プロレスは他も見に行きたい。
9(金)
B誌テープ起こし。