サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

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TOKYO IDOL FESTIVAL2013に行ってきました。

昨年に引き続きTOKYO IDOL FESTIVALに行ってきました。去年は1日有料の2日目無銭だったけども、今年は2日券買って連日オールアクセスエリア!去年より自分がアイドル知識増えてるのもあって、より楽しめるTIFでした。それと共に「あー、アレ行けばよかった!」も増えたわけですが。まあフェスの楽しみって「全部見れない」かわりに「うおー、こっち来てよかったぁ!」というギャンブル的な魅力もあったりすると思うので、そういう当たり外れは仕方ないと思うのだけどね。だからこそ普通のライブとは違う、ちょっとした「伝説的ななにか」が生まれたりするものだし。

ちまちまダラダラ見たのもあるけど、積極的に会場に行って見たのはこのあたり。

 初日)リンダⅢ世→乙女新党→夢みるアドレセンス→愛乙女★DOLL→夢みるアドレセンス(2回目)→乙女新党(2回目)→エレクトリックリボン→エレクトリックリボン(2回目)→アップアップガールズ(仮)→大森靖子→いずこねこ→掟ビーンズ→hy4_4yh→BiS→セクシー☆オールシスターズ

 2日目)LinQ→しず風&絆→さくら学院クッキング部ミニパティ→エレクトリックリボン(3回目)→ライムベリー→東京女子流アップアップガールズ(仮)(2回目)→キャラメル☆リボン

 印象的なのを書き出すとキリがないけど、

 ・初上京ライブで謎が解けると思ったら、謎が倍化したリンダⅢ世。こういう「仕掛けてますよ」感は嫌いになれない!

・夢みるアドレセンス・乙女新党の「モデルさんがアイドルやってます」だけじゃないガチ感。特に夢アド。

・エレクトリックリボンの自由すぎる爆発力とか暴発力とか。

・大森靖子→いずこねこの「ステージでひとり立つ資格を持つ者ならではの空間を制圧する感じ」。

・ベクトル裏表の狂暴さ対決なhy4_4yh→BiS。「IDOL CLUB NIGHT」枠はどれもハズレなかった。

・ライムベリーの屋上ライブの爽快感。まず太鼓ー!

・フェスで初めて聞いて超高まった曲第1位、愛乙女★DOLLの「エアプレーン」。ひっさびさに四つ打ちポップスで高まりまくった。らぶどるもここで聞いてたとおりメジャー感あってどんどん高いステージ行きそうなグループすね。


『エアプレーン』愛乙女DOLL_2012.10.20@渋谷O-EAST - YouTube

・アプガの「これぞアイドルフェスのヘッドライナー」らしさ。野外での「サイリウム」、超キラキラ。そして終了後土砂降り。大仁田か!

・今年に入ってから見るたびに圧倒されるLinQのステージング。AKB好きな人がどう見るか感想聞いてみたい。

 

ただ、間違いなく最も盛り上がったライブは大阪の3人組アイドル、キャラメル☆リボンの2日目夜・追加ステージ! 前に大阪で見て高い歌唱力と押しの強い大阪スメル満点のMCがツボだったものの、今回のTIFでタイミング合わず見れなかった自分。ただ、流れてきた話ではそこまでの2回のライブが「音が途中で止まる」「生歌売りなのに、歌入りの流される」とトラブル続きで、2度目のライブでは「私たち口パクなんて出来ないです!」と涙流すという悲しい展開だったとか…。それが2日目のアプガも終わってサザエさんのED流れる的な黄昏気分の中、ゆるゆると移動してるタイミングでLINE見ると、トラブルのお詫びか突然のライブ追加の情報が! 前日の豪雨で中止になったライブの振り替えも早めに発表したり、この辺の対応の素早さはTIFのフェスとして素晴らしい部分だよなあ。

 しかし、その発表を知ったのはライブ開始一時間前。しかもライブの裏はZEPP TOKYOで行われるその日出た人気アイドルが集まる「グランドフィナーレ」! それでもツイッターなどの口コミ、あとキャラメル☆リボンの後輩アイドルたちの告知で集まったヲタたちが小さいステージに続々集まる…てもうこれあれだ!極めて漫画『BECK』のフェス編的じゃないですか! 悪い大手ミュージシャンとかいないけど! むしろ舞台作ってくれていい人!

 そんなシチュエーションの中、「あまちゃん」こと上野天音から「ここがみんなのグランドフィナーレです!」と言われたらもう盛り上がるしかないよ!もともと歌の力ではアイドル界随一とも呼ばれる彼女たち、一曲目の「虹色」で3人の声が重なった瞬間、もう全身がぞわぞわした。アイドルって歌と踊りとビジュアルとヲタと…と様々な要素が重なった所にある総合パフォーマンスだと思うのだけど、キャラメル☆リボンはそこからさらに突き抜けれる「声」がある。その刺さる感じったらなかったなー。

 計3曲やって終わり…な空気になるも、まだ彼女たちがステージ上にいるのに早々に客席から「アンコール!」の声が。自分で煽っときながら苦笑い、でもやりたさ満点のニヤニヤな3人。普通ならフェスでしかも突然の決定とバツなところだろうけど、もう後に誰も控えてないのと完全に空気持って行ってるのもあってか、異例のアンコールも決定。マルを出す会場スタッフ、慌てて曲を探すマネージャー、ニッコニコしてMCでつなぐ3人、間違いなく最高の場所にいる幸せにびりびりしてる観客…。TIF2日間、トータルでどのくらい待ち時間をイライラ過ごしたかわからないけど、ここはもう幸せすぎる待ち時間でしたよ。

 そしてラストは彼女らの曲で一番好きで、本編終わった時は「あー、やんないのか残念だな」と思ってた「恋のMUSIC」! 「うまくいかないことがあってへこんでるときもあるし」で始まり「みんな集まって騒ごう」と歌詞もこの場にハマりまくり。そしてここで歌詞をあらためて今見てじわじわきている俺! これがもう歌ももちろんダンスのキレ、3人の全開の笑顔、そしてオタのレスポンスも極上の上と、とにかく完璧なエンディング過ぎて、終わって速攻で「もうこれで終わらせて完璧な思い出にしたい! わー!」と速攻で駅に戻ってしまったよ。正確にはヴィーナスフォートに出店してたHOOTERSでビール飲みながらおねえちゃんたちの「Micky」に合わせて「よっしゃいくぞー!」とか言ってたけども。ともかく、ここまでシチュエーションもパフォーマンスも最高なタイミングに居合わせることってめったにないだろなあ。


キャラメルリボン / 恋のmusic - YouTube

 

 と、ひたすら美しいタイミングで美しいものを見れたのが今年のTIF第1位なら、同率1位はかつて見て大爆笑したこの動画の「ホンモノの空間」にいれたことです。

 


爆乳ヤンキー「ブラを探して」TIF2012 2012/8/4 - YouTube

会場中野太い声で全力の「おーっぱい!おーっぱい!」コールするZEPP TOKYO(他「美脚!美脚!」「谷間!谷間!」など)、どうかしてる! ただもう最高に楽しかった! そしてハイロウズ「14歳」の歌詞「14歳にしてやるぜ」て一節が頭に浮かんだ。

さらに全力で楽しんで帰ってtw見直したら、この日の最後を飾った「爆乳金」こと手島優さんがおれの感想twにリプライしてるというボーナストラック! ほんといい人だな! &ほんとエゴサーチしてんだな! この日の大トリということで「フジロックでいえばビョークのポジションの人」にリプライされてるって凄いよね。

 

ありがとうTIF!ありがとうおっぱい!来年もお台場で会えることを楽しみにしています。