サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

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この春ウイッス!が街を席巻する

この一年、正確には「セクシーボイス&ロボ」が終わって以来熱の入るドラマがとんと無いのだけどひさびさにこの春は楽しみだ。なんたってまさかの「湯けむりスナイパー」ドラマ化だもの!まだキャストは不明ながら、この春『ウイッス!』といえば長さんじゃなくて源さん!と言われるくらいになればいいのに。
監督の大根仁は若い子よりおっさん中心の作品の方が当たりが多い気がするので楽しみ。あと『湯けむりスナイパー』といえば舞台は雪山の温泉旅館。そして雪とドラマと大根といえば『演技者』の『激情』。あれ以上のもっといい雪と業を見せておくれ。ただ裏が『タモリ倶楽部』というのが視聴者層被りそうな気がしないでもないけども。

漫画のドラマ化といえば昨年『徳弘正也を語る夕べ』他いろいろ共演した鶴岡法斎さんと飲むたびに話題になるのが「今なぜ『ふんどし刑事ケンちゃんチャコちゃん』をドラマ化しないのか?」ということ。こんな2009年タイムリーな作品はないのに!
通称『ケンチャコ』は徳弘正也先生が『ジャングルの王者ターちゃん』の直前&並行して書いていた刑事マンガ。主人公は警視庁鼻曲署に赴任した新米刑事・茶屋四郎通称チャコ。警察学校首席で卒業したエリートの彼がコンビを組む事になったのは、署きっての敏腕警部・剣崎警部通称ケンちゃん。しかし剣崎警部は女装が趣味で力士を彼女に持つハードゲイだったのです‥というお話。当然のようにシモネタ満載なんですが、それまでの少年誌から青年誌に移ったのもあり人情ストーリーの上手さがグッと前面に出て『狂四郎2030』等に通じる徳弘節が確立されるように。自分でも徳弘作品をギャグだけでない、ストーリーで読ませる作家と意識して読むようになったのはこの作品からじゃないかなー。
それでなぜこれが今こそドラマ向けかというと‥「刑事2人のバディもの」+「オカマキャラ」ということで『相棒』と『おネエMANS』の両方の要素を兼ね備えてるわけですよ!キャストは、昼は男手ひとつで娘を育てる敏腕刑事で夜は力士の尻を掘るケンちゃんに阿倍寛!そしてエリートかつ正義感が強くオナニー大好きなチャコちゃんに小池徹平で文句なし!もうちょっと現実的な案として遠藤憲一+ウェンツ瑛二でもぜんぜん問題ないけども。あと彼女の力士役はNOAHの森嶋(笠木忍似)で。