サイタマビーチ

フリーライターの大坪ケムタの雑記とかイベントとかもろもろです。

回れ風車よワナビー上等

ファッションについて語る、ということに気恥ずかしさを感じてしまうのは、「飾る」ということに男としてのみっともなさを感じてしまうからだろうか。自分以上の虚像を作ることに対する羞恥、というか。同じ格好良さでも「右腕にドリルついてたら?」とか「膝を曲げるとロケット弾が‥」とかなら話せるんだけどなあ。

現実的にファッションとは何か?というと、とりあえずは「周りに不快感与えない程度の格好をするエチケット」ということでいいんだろう。でも実際のところ自分にとってファッションとは、というと「仮面ライダーのベルト」に近いのではないか?と思う。子供がライダーになりたくておもちゃのベルトを巻く感覚。近かれ遠かれあの感覚と大して変わらないような気がする。虚像の部分もたしかにあるんだけど、好きなものとの一体感が大きい。

ブランドとか気にして服を着る、ということを最初にしだしたのは高3くらいの時だろうか。たぶんアナーキックアジャストメントのTシャツを買ったのが最初の最初、だったような。電気グルーヴだかヒロシフジワラだか高校の先輩だか、誰が基準か、それとも全部なのかもうわかんなくなったけど「ああ、この人の格好をしたいな」というのを強烈に思って、とりあえず(A)のTシャツを買った。高校生には高すぎる6000円のTシャツ。でもそれは当時の自分にとってはライダーベルトだったんだろう。何者かになれたような。例えモノマネでも。

その後もアーティストなんかでカッコイイなー、と思う人がいたらブランドを調べたり、テクノな店がありますよーと聞けば西へ東へ。でも、いつの間にかそういう「なりたい」っていう人が消えた。というか、今も「かっこいいなー」て人はいるんだけど36歳にもなると「サイズ合わねー!」とか「似合わねー!」というのも分かる様になり、むやみやたらにマネすることはしなくなった。まぁ数年前までフジロックの初日は朝イチで速攻Tシャツブースに並んでたんだが。んで5枚くらい買い込んでは9月以降パッタリ着ないというタンスのコヤシ経験がまさに肥やしになったおかげ。

ただ具体的に「誰になりたい」ってのはなくても、自分の中でぼんやりと「かっこいい人像」が出来て、その人に合わせて服を着るようになったんだろうと思う。でも決して「自分がかっこよくなりたくて」服を買うのではなく「かっこいい人になりたくて」服を買う。そこはあんまり変わってない気がする。 服はただ自分を飾るものでなく、「これ好きっす!」「これになりたい!」を主張するものというか。そういう意味ではライダーベルトから抜けてないんじゃないか。

なんてことを考えたり思い出したりしたイベントが4月末開催されます。ある意味、すげえライダーベルトの職人たち大集結!この司会というのは今までのイベント出演の中でもトップクラスに光栄だ!あ、他イベントの人すいません。。でも、このイベントに来る客とは絶対酒が楽しく飲めると思う。

「T-SHIT BLACK SUMIT in 2009 Spring」
ハードコアチョコレート X  Black Belt Jones D.C  X  植地毅
4月26日(日)OPEN18:30/START19:30
ロフトプラスワン ¥1600(飲食別)
【出演】MUNE、植地毅、コンドウコウジロウ、他
【ゲスト】ギンティ小林、他
【司会】大坪ケムタ
※会場限定Tシャツ販売予定

詳細はまた後日。大物ゲストも決まったとか!

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