2014年上半期見たライブ5選
@k_parepuさんが今年上半期のライブ10選書いてるの見て、自分もふと振り返りたくなった。たまにはブログも書きたいし。ということで5選。
■2.4 SKE48研究生「制服の芽」公演@SKE48劇場
詳しくはここに書きました。http://otb.hatenablog.jp/entry/2014/02/17/220015 遅ればせながら昨年からAKB48を見だし、今年に入って旧峯岸チーム4、そしてこのSKE研究生と見れて、確かに「劇場マジック」というのはあるなあと思った。特にSKE研究生+「制服の芽」公演の「道場感」は強烈。大組閣で大きく変わってしまったけど、このころの研究生見れてよかった、ゆえに新選抜は熊崎晴香応援するしかない。
SKE48 15thシングル「不器用太陽」選抜メンバーのお知らせ - YouTube
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■2.8 ゆるめるモ!×箱庭の室内楽CDリリースパーティ@渋谷www
詳しくはここに書きました。http://otb.hatenablog.jp/entry/2014/02/11/004436 このライブ後は2期メンバーもルックス以外のところでもいい感じに目立ってきた感。毎回目をひくメンバーが違う感じで楽しめてます。その中でも最近のしふぉんはパフォーマンスの軸になりつつあって目がいきますな。
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■4.5 「AKB48グループ春コンinさいたまスーパーアリーナ~思い出は全部ここに捨てていけ!~」HKT48単独コンサート@さいたまスーパーアリーナ
この春コン、特にSKE48とHKT48に関してはブログ用にものすごい長文書いたんだけど、まとめきれずに放っぽいてしまっいた。とりあえずその一部を再利用したいと思いますよ。供養ともいいます。
この日のライブ中に感じたのは、指原莉乃という人は本当に「エンターテイメントがつく嘘」が大好きなんだろうな、ということ。前日のSSAで「木崎ゆりあ移籍という現実」をうまくエンタメに転化したSKE48を見たから、なおさら感じたのだと思うのだけど。
HKT48はすべてが指原の世界。もともとハロプロヲタである彼女が楽しいと思うことを優先してやっているし、投下してくる負の要素のない「正のサプライズ」を見ても自分の理想のアイドルグループを作っていってるのだろうな、という気がする。
正のサプライズ、それはこの日の煽り映像「ノーモアライブ泥棒」や、ライブ中のレーザー・イリュージョンといった派手系、夜光塗料つき手袋を使ったシンプルなものまで「純粋に楽しい!」といえる演出も込みのことだ。また公演や握手会でも「スタンディング公演」「W握手会」「ひまわり組公演」など他劇場にない形式を率先して行っている。その「アイデアが世界を変える」と信じている姿勢は本当に素晴らしいというか、美しいとも思うよ。
そんなHKT48はAKB48グループで唯一、そして他のアイドルグループと比べてもごくごくわずかであろう「運営(=指原)が自らステージに上がるグループ」。それは何かあった時に彼女が真っ先に叩かれるという事を意味する。これだけ様々なアイデアを注ぎ込み、それでいて自らステージに立つというのは、彼女が「エンターテイメントに自分の首を差し出す覚悟」があるということだと思う。グループの中でも「批判される事」を芯から理解している彼女が、それを気づかないはずがない。
わたしはわたしのアイドルグループを作って遊ぶ。だからあなたたちもこの世界で遊んでください。これに類したようなことをマイクでいうアイドルや演者は他にもいるけれど、実際にこのレベルでやっているアイドルはちょっと思いつかない。「世界はわたしのもの。わたしはあなたのもの」、そんなメッセージを勝手に受信しましたよ、この日。
AKB48という場にいる限りは「秋元康という引力」からは逃れられない、絶対に。「秋元康という現実」と言い換えてもいいかもしれない。そこから「エンターテイメントの嘘」、さらに言えば「指原莉乃の嘘」で離れようとしているのがHKT48という気がしてならない。そしてその均衡状態の渦中にいるからHKT48は面白い。
はい、ご愁傷様でした! あとこの日卒業した中西智代梨が披露したボイスパーカッションからの「RIVER」は今年上半期のインパクト大賞かも。この後のHKT48、ちょっとなこみくに頼りすぎ感あったけど、総選挙による宮脇さくらの第一コンデンター宣言、そして選抜&非選抜メンバーの大量ランクインでまた光景変わりそうで、ともかく次のシングルが楽しみです。
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■4.27 ライムベリー「WE ARE BACK!」@O-NEST
詳しくはここに書きました。http://otapol.jp/2014/04/post-875.html MC YUKAの少年声が大好きだったので、正直見るまで不安でいっぱいだったけれど、一発目の「WE ARE BACK」でフッ飛ばされました。その後の新曲「IDOL ILLMATIC」はBentley Rhythm AceあたりのBIG BEATを勝手に彷彿させたりと、まったくもって不安ゼロ。
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■5.10 武藤彩未@KAWAii!! NiPPON EXPO 2014@幕張メッセ
対バン・フェス系イベントで良かったなーってのはいくつもあったけど、ズバ抜けてたのは武藤彩未。最高の素材と、アミューズがperfume~BABYMETALで得たノウハウを使って生み出したアイドルモンスター。何の根拠もないけど「ああ、なんか彼女がアイドル”ブーム”を完全に終わらせちゃうんじゃないかな」という感想が頭に浮かんだ。「レベルが違うんだよ」ってやつ。たった一回の30分弱のライブでそこまで思わせるってなかなかない。時折「武藤善則調教師の娘なんだよなあ」と思い出して正気を保つので精一杯。とりあえず騎手時代の馬券よりはライブ代に注ぎ込むことになりそうです。
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ライブ5選、といいながら見事にアイドルしか行ってない上半期。もうちょい他ジャンルも頑張りたいけど、たぶん下半期もアイドルばっかりだな、たぶん。