サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

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安宿三都物語

今回の香港旅行において自分の中でのスペシャル・ミッションだったのが、バックパッカー向け安宿街・重慶大厦に泊まること。激安にこだわった旅をしてるわけではないけども、もともと香港の一般的なホテルが日本並みに高いというのと、ちょっと怪しい程度なら覗いてみたいしょっぱい好奇心で2泊してみることにした。

あと「五つ星ホテル」より「安宿」という響きの方が好きなのもある。最近行ったところだと、昨年記事にも書いた山谷のホステル。風呂トイレ共同の禁煙和室で2700円(08年現在)。



安宿と言っていいかわからんけども、自分の大阪での定宿・ホテル味園。シャワー・トイレ付の洋室シングルルームで3500円(09年現在)。ただし朝飯付。



まぁこういうちょっと古くて怪しくて狭苦しい、そしてほどほどに安い部屋が好きなんですよ。一見怪しそうで実は安全だとベスト。さすがにドミトリーまでは泊まる勇気ないけど。イビキうるさくてボコられそうだし。

で、香港・重慶大厦。デカ荷物持ってるつうんで「ホテル決まってんのか!紹介してやる!」と群がって声かけてくる東南アジア・中東系の皆さん。薄暗い一階には海賊版らしいDVD(&既にブルーレイも)ショップとインド料理の出店が。予想以上のカオス感に一瞬迷いながらも一番初心者向けというホステル・Dragon Innへ。

シャワー・トイレ付シングルルームで300香港ドル(約3500円・09年現在)と、他に比べれば確実に高いのだけど、面倒なので決定。さて香港の安宿ってどんなもんじゃい、と連れて行かれたのが…。



鏡張りの廊下にプチシャンデリア&飾りガラスの部屋って豪華すぎだろ!重慶大厦でおそらく最高級の部屋だし、レートも違うとはいえ東京・大阪の安宿と比べてこんなにキレイとは思わなかった。テレビは液晶だし、カードキーだし。日本のビジネスホテルと変わらない。
まぁ窓からビル裏を覗くとこんな廃墟in香港ぽさなんですが。猫もうろうろ。


不思議なもんで、一度チェックインしてしまうと最初あれだけ声かけてきた客引きたちも何も言ってこない。単純に荷物持ってないからかもしれないが。居心地も日本の安宿と変わらず十分満足でした。次香港行く時はもうちょい怪しさハードル高め設定でまた泊まりたいなあ。詳しくは「重慶大厦への招待」参照のこと。