サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

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”無敵の瞬間”について

こんなことをtwしたら"BIG E"当人にRTされたのもあって結構伸びた。


出典は『POPEYE』2014年8月号の二階堂ふみさんの対談。ほんとこの「無敵の瞬間」ってのは良い言葉で、ロックでも映画でもプロレスでもその魅力を語るにおいて広くカバーできるキーワードだなと思う。

ただ、アイドルの場合でいえば「限りなく素人に近い子」がその瞬間を放つことが出来る、という意味で「無敵度」が高い。「素材からして無敵!」「ナチュラルボーンマスター!」というか。たとえば『TVタックル』でもさんざん素人扱いされたBELLRING少女ハートだけども、初めて見た時たしかに「いやー、これはエビ中のキャッチ『King of 学芸会』の王座は彼女たちのもんだな」と思ったもので。ただ『サーカス&恋愛相談』のサビ前のヘドバンを見て技術とかフッ飛ばすインパクト、いわば「無敵さ」を感じたのだよな。技術じゃなくて、感情の爆発、衝動だけで持って行かれる感じ。今もベルハーのライブではこの瞬間が一番好きだ。
 

サーカス&恋愛相談→the Edge of Goodbye - BELLRING少女ハート ...
 
ただ、”技術のあるアイドル”が見せる感情の爆発というのもあって、やっぱりそれが一番だなあというのはいろいろ見てくうちに気づくもので。パッと思いつくのはSKE48須田亜香里、GALETTeのののことか。そういう衝動を感じさせるダンスもまた「見せる技術」なのかもしれんけど、それを判断する術はないから素直に楽しむとします。一歩間違えると悪目立ちくらいでいいんだ。持てる者も持たざる者も、スマートなダンスより暑苦しいダンスを。最近だとアイドルネッサンスにそういう地熱を感じる。

ただ、アイドルに限らずそういう「無敵の瞬間」についての文章を過去いろいろ書いてきたりしたけど、一枚の写真にはかなわない! と常々思うこと多くてねえ。ということで先日取材したアイドルネッサンスは旧知のねじくんにカメラマンお願いしたのだけど、期待どおりいい写真になった。そして文章は長く暑苦しい感じに!

ということで無事に宣伝につながりました。いえー。

POPEYE (ポパイ) 2014年 08月号 [雑誌]

POPEYE (ポパイ) 2014年 08月号 [雑誌]