サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

俺週報3.27~4.2

27(土)
この日、Dサイト用に某職人を取材するのが決まってたのだけど、指定された呼び出し場所が武蔵小金井。いろいろあって小金井近辺で活動するどインディープロレス団体・nkwを観戦することに。ちょうどDDTタッグ王者高木・澤組の防衛戦もあるし、いいタイミング。駅からバスに揺られて20分、着いたら着いたでダダッ広い公園をひたすら会場を探す。着いたところが…うわあ牧歌的!

でも興業は遅い時間になると風が吹きすさんで寒くなるのを除いては面白かった!中学生のハードコアダイブに振られるたびにどんどんズリ落ちてくるロープ、それに「ドラクエでいえば『ロープだいじに!』」と的確なコメントを載せる実況、エニウェア過ぎるハードコアマッチ、評判は聞いていたミスターマネーの存在感と、「どインディー」という言葉のマイナス面はそれほど感じさせなかった。チープはチープだけど、本気も本気。中でも実況のセンスが良かったのは大きい。「お客に椅子をぶつけて二度大会を中止に追い込んだ、興業潰しのさよなら絶頂先生」というのが気になった。名前も含めてナイスエピソード。



全体のメインは高木・澤組vs軍団ひとり・キムヨッチャン組。山・川・泥・粉とまさにハードコア&アウトドアな一戦。この辺は後日記事に使うので写真はのちほど追加しますか。個人的なベストショットを一枚。

小金井に泥田坊あらわる!みたいな。帰り、時間が合わず武蔵境に寄って好々の麻婆豆腐が食えなかったのだけが残念。

28(日)
昼素材編集して、夜はコアチョコTシャツデスマッチ。テーマは「巨人」。結果から先に言えば最下位タイ!あーあ。巨人ネタは出し切ってたので「巨根」で攻めたのだけど…。最後にアレがあったら変わってたかなあ。最初のプランではトップバッターにコレら「巨人」を見せて

次に「巨根」。

そして最後に「巨人」+「巨根」でまとめるつもりだったのだけど、

4月発売ということで素材が間に合わず!次はがんばりまーす。次回は8月1日(日)、テーマは「バカ」。これまた難しいな…。

29(月)
企画書いたり請求書書いたり。

KICK ASS超面白そうだなあ。最初にキャラクターだけ見たときは「安!」と全然ピンと来なかったけど、映像見たらフィギュアが超欲しくなった!

日本公開予定ナシ、らしいけどどうにかしてほしい。でもこんな映像あったら幼女虐待を煽るだナンダって言われるんだろな。やるかよ!

6月の香港行ではいろいろチェックするものが多くて楽しみだな!ちなみにコピー品・海賊版の海外持ち出しは禁止されています。

30(火)
S誌原稿。

31(水)
午前中から藤井シェリーさんと5月デビューの新人さんの対談を桜も麗しい新宿某公園で。シート敷いての屋外対談、気候も良くてなかなかハマる。ただふたりとも明るいエロ話してくれる楽しい子たちなんだけど、超花見スポットだけに普通に子供や親が周りをウロウロするのには困った。「公園のど真ん中でエッチしたことありますよ!」とか言ってる場合じゃない。困った取材してるのはコッチの方なんだけども。

夜はアイスリボン171@蕨。これまでサムライに入るまではプヲタじゃないと思ってたけど、加入してなくても月4回プロレス観てりゃ立派なプヲタだよ!ま、いんだけど。

目当てはDDTエクストリーム級王座戦GENTARO対松本"エース"都。これが大当たり!もしこれがタイトルマッチでなければ、GENがエースを掌で転がして終わり、で終わっても問題なかったろう。ただ王座戦ということで相当ハードルが上がったのは事実。ここで「松本都とは何か?」を出し切れなければ「キャラの人だな」で終わってしまう。オープニングでのルールについてのやりとりから、ハードコアスタイルでの入場、とここまではいい。肝心の試合が、おそらくこれまでで最もズタボロにやられながらも最後まで"エース"を貫ききっての敗戦。今回ほどファンが笑えない、ファンが祈りを込めるようなマンマミーヤはなかったんじゃないか。キャラクターとかプロフェッショナルという枠をハミ出した彼女が見えた。間違いなく、今の彼女と職人GENしか出来ない試合。

GENも試合後の座談会で「プロレスは存在感…違うな、存在力なんだよ。そういう意味では立派なエースだよ」「ここにいる誰よりお前にはプロレスの存在力を感じる」と絶賛。選手のほとんどが10代〜20代前半で、若い日のきらめきを形にしたよなプロレスを見せてくれるアイスリボン。そんな場で経験や努力が全てではない、という事実を見せつけるのはとても残酷なものにも思える。だからこそ「現在進行形の青春ドラマ」としての素晴らしさがあるんだけどね。残酷さのない青春なんてあるものか。それに才能・経験・運、それが全てでもなく、全てでもあるのが総合芸術たるプロレスの面白さなのだし。
あとGENが「アイスリボンは来るたびに女の情念を感じる」と言ってたけど、最後にエースのマイクが会場を和ませてた時、後ろの選手の顔にはほとんど笑みがなかったのにこういうことかー、とも。その本気がどう転がるのか、それ見たさにまたこちらもアイスリボンの掌に転がされる。面白いなあ。

この前夜、twitterでDDT高木大社長とGENブログきっかけで「松本都=日芸出身」「ああそりゃ狂ってるわ」という軽いやりとり。あまりプロレスで卒業大学とかは話題にされないけど、芸大・美大系は「高校の時点でその道を選ばなければいけない」という過程からも、自己プロデュース意識が早く根付くのかもしれない。ちなみに芸大・美大出身レスラーは調べたところではアントーニオ本多、富豪富豪夢路、華名、金本浩二、金的桜ヶ丘、下島車掌。クセあるねえ。

1(木)
Dサイト会議。帰りにライター玉置さんと上野公園でぷらぷらと歩きながらの桜見物&飲酒。その流れで「肉の大山」で立ち飲み。数ヶ月前の俺と同様にメンチカツショック!また「大山という病」の患者を増やしてしまった…。

2(金)
N誌漫画原作。

夜、HEROMAN→時間変更になった町山松嶋未公開映画を続け見。HEROMANはアメリカ臭がいいねえ。スタッフ見てたらロゴデザインの草野剛さんは想定内だけど、音楽:METALCHICKSは驚いた!ずいぶん前にフジで見て気になりつつも聴けてなかったのが、まさかこんなところで!今一番ハマって見てる『デュラララ!』に続いて見れるアニメがじわじわあって楽しい。