サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

I was made to hit America**

来年7月4日に記念すべきUFC100が開催されることが決定したそうで、友人が今から貯金だ!と息巻いていた。いいことだ。身の回りに1.すごい深い趣味を持ってる。2.旅行は興味ない。という人が多い。というかその二つって男にとってあまり相容れない気がする。「旅行にカネかけるくらいなら趣味にかけたいよね、観光地とか行ってもツマンナクネ?」というのが自分も含めたオタク肌な男の発想だと思えるからだ。
でも趣味があるからこそ海外は行くべきだと思う。自分の初海外がおもいっきり趣味旅行だけに実感としてそう感じるからだ。8年前のUFC27@ニューオリンズが自分の初海外旅行。結局UFCに加えて幸運にもNYのマジソンスクエアガーデンでWWE(当時はWWF)も見れた。もともとはパンクラスの近藤選手が出ると聞いて、いーなー!見たいなー!と思ってたのと、こういう機会でもないと海外なんか行かないだろ、と考えて気づいたらHISに駆け込んでた。とはいえ今なら海外の試合チケットもネットで買えるけど、当時はいきなり現地行って当日券狙い‥よく行ったなー、後楽園ホールでもあるまいし。
観光旅行なんか興味ネェよ、というのがだいたいの男だと思うし、行ったら行ったで面白いと分かっているけどやっぱり腰が重いのが男。ま、たしかに観光というフィルターだけだと「日本人のオレvs海外」という姿勢が抜けないけど、趣味のフィルターを持って趣味の場所に行けば感覚的な国の壁はかなり薄くなる。実際UFCに行った時、当然まわりは全部外人だけど「ダンスバーンが」「グレイシー柔術が」とか話してるんだもん、「なーんだ、中身は日本の格オタじゃん」ってもんですよ。しかも日本人とあって「サクラバとヒクソンはどっちが強いんだ?」とか聞かれて中学英語でアタフタ答えたり。でも格闘技という共通言語があるからお互いボンヤリ意味は分かるしアタフタも楽しいんだよね。さらに本場の外人客のテンションてのもまぁハンパなく、ただ言われるまま観光だけするよりも濃い所で「これがアメリカだー!」が見れた。狭い所ではあるんだろうけど「UFCが見たい!」て趣味目線だけで行ったのは間違いじゃなかったと思う。
英会話教室のCMじゃないけど、英語が使えれば国の壁は越えれる。ただその場合の「壁」は最低ラインのコミュニケーションの壁。実際のとこはぼんやりした記憶の中の中学英語と、あとは趣味=目的さえあればそこそこに越えれたりするし、観光旅行では味わえない「表には出ない文化」とか「国民性」「人間性」といった濃い部分で感じ入るものが間違いなくある。そして言葉抜きにして感じれるからこそ感動は深い。
スポーツ好きなら自分のように本場の試合、映画好きなら好きな作品の舞台の街やベタな所だとハリウッド、PCやゲーム好きなら世界の電脳街でもいいや。飲み食いが好きならタイは最高。今大変だけど。ともかく一度は好きなものの海外版は見ておくべきだと思う。そしたらこんな感じで8年経っても使える、飲み屋で趣味友達と話す時の自慢ネタが出来ますよ、と。

‥とか考えてたのは、この2年でタイやベトナムには行ったけど最近悶々とアメリカに行きたくなったから。UFCWWEの後はコレ↓見れたらもうアメリカはとりあえず満足ということにしていい。

Kaiju Big Battel -All OUT WAR trailer