サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

2.2『少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~ 』という新書を出します。

2月2日に新書を出します。『少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~ 』というタイトルでコア新書からの発売になります。書名言うと皆(…え、大丈夫?…)みたいな顔しますね…。編集者に企画書を出した時は、実際これでは決まらないだろうという「捨てタイトル」だったんですが、とても気に入られてこれで行くことになりました。…大丈夫かコアマガジン。まあ今後「実話BUNKAタブー」で集英社推しが入ると思います。←それ効果あるのか。
 
 


Web漫画やアプリについてまとめてみたいな、と思ったのは、自分がここ数年でむちゃくちゃ漫画を読むようになったという実感がきっかけだったりします。だいたい日付が変わる瞬間ってPCの前で仕事してることが多いのですが、いつ頃からか0時になると共に「ジャンプ+」「裏サンデー」「やわらかスピリッツ」「サンデーうぇぶり」あたりのサイトを回るのが毎日の習慣になってました。ある世代から上だと週刊ジャンプの発売日にいつ買って最速で読むか」「ていうか早売り売ってる店探し」がものすごい重要な時代だった、という覚えがあると思うのですよ。でも今やジャンプも電子で一斉配信。本屋行かなくてもPCやスマホでもう最新の漫画を読める時代になったわけです。
 
出版業界が不況だ不況だといわれるわりには、漫画に関していえばいろんな形で日常目にすることが増えてるはずです。漫画の映画化の数はあいかわらず多いし、ツイッター見てれば毎日のように誰かの1000RT10000RTってバズった漫画ツイートが流れてくる。最近でも漫画村問題に関していろんな漫画家さんがツイートしたりインタビューで答えてますよね。プロだったりアマチュアだったり二次創作だったり合法だったり違法だったりするけれど、とにかく「漫画が好き」ゆえに溢れてしまうあれこれを昔以上に目にするようになったはずです。
 
そもそも漫画自身はもう鳥獣戯画だなんだって時代からあるわけですが、Web漫画っていつからあるんだっけ?オリジナル作品っていうと『となりの猫村さんで見かけるようになった気がするぞ。あれが2003年か。ただ今みたいに出版社の漫画で見るようになったというと、自分だとワンパンマンだなあ。あ、でもキン肉マンのWeb連載はけっこう衝撃だったな…とか考えてたらまとめてみたくなりました。Web漫画約20年の歴史はほぼインターネットが一般化していく歴史と重なっています。画像をどれだけ載せれるようになるか、ブログブーム、SNSでの拡散、音楽や映画の○○放題サービス、こういった出来事が起きるたびにWeb漫画が進化していったというのがこの本を読めばわかると思います。
 
といっても自分は漫画に関してもインターネットに関しても所詮は一読者でありユーザーでだいたい素人なので、さまざまな識者にお話をうかがってその裏側や歴史の細部をうかがいました。ご存知キングオブ憑依漫画家であり大ヒット作「うつヌケ」作者の田中圭一さん、「電脳マヴォ」の竹熊健太郎さん、「このマンガがすごい!」ライターの奈良崎コロスケさん、「裏サンデー」「やわらかスピリッツ」などの漫画サイト制作に携わったジュンスズキさん、LINEマンガ編集部コミックナタリー編集部ピンガ編集部(順不同)という面々です。

章立てはこんな感じです。

第1章 漫画が売れない時代
第2章 Web漫画の誕生と”拡散”という力
第3章 『キン肉マン』Webに参戦
第4章 ワンパンマン革命
第5章 漫画アプリは漫画の枠を変える
第6章 Web時代の「プロ漫画家」に必要なもの
第7章 1000円の少年ジャンプはいつか出るのか

 
取材した皆さんからは歴史はもちろんのこと、ここからWeb漫画がどう発展するのか、そのための鍵みたいな話もいっぱいいただきました。紙からWeb(というかスマホですね、実際のところ)に媒体が変わりつつあるど真ん中の時代ですからね。これから漫画がどう変わっていくのか、もしくは変わらないのかのヒントが詰まった、漫画好きにも、そしてネットにまつわる話が好きな人にもいい刺激になる本になったんじゃないかと思います。Web漫画とネットの現場の話です。どうぞよろしく。
 
電子書籍も発売です。てかこの話題で売らないとまずい。

 
本に書けなかった話とか、本を読んで思うであろう疑問は2.13のイベントで話したりすると思います。こちらもなにとぞ。
otb.hatenablog.jp

 
■新書を取り上げていただいたメディア・サイトほか。ありがとうございます!
 
渋谷のラジオ「渋谷のほんだな」(2018年2月6日13:00〜13:55)出演しました。
note.mu
 
TOKYO FM 「TIME LINE」(2018年2月14日19:40~)で取り上げられたようです。
www.tfm.co.jp
tfm-plus.gsj.mobi
 
J-WAVEJ-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」(2018年2月26日8:35~)に出演しました。
www.j-wave.co.jp
 
NBCラジオ佐賀「ここらじ」(2018年3月5日11:10~)に出演しました。

NBCラジオ佐賀 | AM 佐賀・有田・唐津:1458kHz 伊万里:1116kHz FM 93.5MHz

 
*漫画家・古泉智浩さんと歌人枡野浩一さんの「本と雑談のラジオ」に取り上げていただきました。
booktalkradio.seesaa.net
 
【ブッチNEWS】
bucchinews.com
 
琥珀色の戯言】
fujipon.hatenadiary.com
 
【上サイトのBLOGOS転載版】
blogos.com
 
【この世の全てはこともなし】

この世の全てはこともなし : 少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~ 大坪ケムタ コア新書

 
*「しゃちょー・絵恋・でか美のアイドル人生相談」でお世話になったるなっち☆ほしさんが感想書いてくれました。


 
*漫画家の古泉智浩さんがレビューを書いてくれました。
booklog.jp
 

1.29「DEADLIFT LOLITA PRESENTS 渋谷マッスルイリュージョン! vol.2 ゲスト:アップアップガールズ(プロレス)」お手伝いします。

*イベント後追記 Abema格闘TIMESで記事掲載されました。
fight.abematimes.com

12月からスタートした「DEADLIFT LOLITA PRESENTS 渋谷マッスルイリュージョン! 」。第1回のゲストはデイリーポータルZより林雄司さん・スミマサノリさんでした。地味ハロウィンにビッグフェイスやヘボコンなど国内外で評価高いコンテンツを生み出し続けてるDPZ、ぜひエンタメを知る2人にいろいろアドバイスをいただきたい!とお呼びしたわけですが、当日の実況ツイートをいくつか拾えば





…これはアドバイスになったのだろうか…まあ、むちゃくちゃ受けたから良し!林・スミコンビのライブでの悪ノリっぷりはさすがでしたねー。
 
そして続いて第2回が1.29に開催です!今度のゲストはアップアップガールズ(プロレス)。イッテンヨンのプロレスデビューも決まり、ライブも増えてきた彼女たちですが、トークの実力はいかに!

DEADLIFT LOLITA PRESENTS
渋谷マッスルイリュージョン! vol.2
 
日程:1月29日(月)開場18時30分 開演19時30分
会場:渋谷LOFT 9 http://www.loft-prj.co.jp/loft9/
チケット:前売2000円/当日2500円(1ドリンク別)
*e+前売は12/22正午より開始。詳しくはロフト9イベントページを御覧ください。
出演:DEADLIFT LOLITA(レディビアード&才木玲佳)
ゲスト:アップアップガールズ(プロレス)

 
世界一カワイイ女装パフォーマーレディビアード女子プロレスラーにして筋肉アイドル”れいたん”こと才木玲佳の「カワイイ×筋肉×元気」な2人によるアイドルユニットDEADLIFT LOLITA。日本海外問わず人気ブチ上げ中の2人がよりパワーアップするために、様々なアイドルやアーティスト・クリエイターと対決していく定期イベント、第二回ゲストは1月4日についにリングデビューを果たすアップアップガールズ(プロレス)。「歌って踊って闘える最強アイドル」を目指す彼女たち。リングでは先輩のビアちゃんれいたん、アイドルらしさでも先輩の威厳を見せつけることが出来るか?もちろん両グループともライブあり!

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アップアップガールズ(プロレス)についてはこのシリーズで予習だ!

アイドル×プロレス #アプガプロレス が出来るまで!vol①

2017年12ヶ月のベストアイドルライブを振り返る

かわいいとか楽曲も大事だけど、やっぱライブだなあ、ということで去年に引き続き1年間各月の印象的なアイドルライブをまとめてみました。2017年見たライブは150本ちょっと。トークイベントが増えたのと、後半原稿と取材に追われたのもあって減りましたね。。

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1.6「たまちゃんとしゃちょー ~『職業としての地下アイドル』を語るの巻~」お手伝いします。

*イベント後追記 「たまちゃんとしゃちょー ~『職業としての地下アイドル』を語るの巻~」実況&感想まとめました。
togetter.com

 
緊急でこちら決まりました!年初ということで2018年のあれこれも語りつつ、姫乃さんが今年上梓した『職業としての地下アイドル』をテーマにお話しましょう、ということで、本はもちろん会場でも購入できますが、先に買って一読しておいた方が楽しいというか、冬の緊急課題図書ということでアイドル好きもそうでない人もイベント来ない人も年末みんな読もう! 2017年はいろんな形で「地下アイドル」がメディアで語られた年であり、それに絡んで姫乃さんがクローズアップされたと思うんですが、その当事者と理解者ならではの話になると思います。あとお昼イベントなのご注意ください!

「たまちゃんとしゃちょー
~『職業としての地下アイドル』を語るの巻~」
 

日時:1月6日(土)OPEN 12:00 / START 12:30
会場:阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
チケット:前売¥2500 / 当日¥2800(共に飲食代別。要1オーダー¥500以上)
*e+前売は12/21(木)12:00発売開始!詳しくはロフトAイベントページより!
出演:里咲りさ、姫乃たま
進行:大坪ケムタ(ライター)
 
2017年にはZepp DiverCityのワンマンも成功させて今後新たな飛躍と武道館ワンマンを狙う里咲りさと、ソロにユニットのアルバムも発売し音楽活動も盛んだった姫乃たま。プライベートでも仲良しのふたりが新年早々みっちり語ります。話題の中心は去年や今年のあれこれに加えて、姫乃さんが昨年発売した新書『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)。地下アイドルという優しい世界を、その中で泳ぎ続けてきた彼女ならではの肌感覚とアイドル本人たちへのアンケートで捉えた一冊について、あらためて2人が語ります。本を読んでなくても楽しい、でも来場までに一読しとけばより楽しみが深まるイベントです。ミニライブもあり!

 
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職業としての地下アイドル (朝日新書)

職業としての地下アイドル (朝日新書)

12.29「高円寺パンディット・カラオケ導入記念 白川花凛のゆく年くる年」開催します。

*イベント後追記 「白川花凛のゆく年くる年」実況&感想まとめました。
togetter.com

*12.20追記 前物販について。
出演が前半のみとなる関係上、まいちぃさんのみ前物販行います。(終演後物販には参加されません)物販入場は前売・当日入場券お持ちの方のみとさせていただきます。時間は18:30~19:00です。それに伴い前物販終了~開場の間、5分ほど入れ替えの時間を取らせていただく可能性があります。ご了承ください。

*12.9追記 第二弾出演者発表します。
 
・みこ @mico_kamaboco

 
まだまだ出演者募集中です。枠はあと1人!くらい!

*12.7追記 第一弾出演者発表します。
 
・本間美咲(ふたりオポジット @homma_misaki
・凪原亜季(ふたりオポジット @nagihara_aki
・まいちぃ @MAI_TSUBAFULA
・陽 彩花 @hinata_ayaka_

 
まだまだ出演者募集中です。枠はあと2人!くらい!
 
なお、まいちぃさんが前半のみの出演となるため、急遽前物販を行うことにします(出演者全員ではないです)。18時30分~19時予定です。
 
*「グループでの参加はお断りさせていただきます」と書いていながらふたりオポジットさん参加ですが、「6人の枠に6人組がいきなり応募してくる」みたいなパターンを防ぐための断り書きだったので、「もしひとりだけならそれでも」と応募いただきましたが2人ならまあいっか!「今年グループ卒業」という優先条件には合ってるし!それにLINEオーディション2017フリー部門最優秀賞て人を落とすのも野暮ですやん、ということで出演していただくことにしました。以上ご承知おき願います。



気づいたら12月で世界がやばい!それでも生きていかざるを得ない!ということで2017年のヲタ活を締めれるような、こんな年末企画を考えてみました。

高円寺パンディット・カラオケ導入記念
「白川花凛のゆく年くる年」
 
日程:12月29日(金)開場&開演:19時00分 物販終了:23時
*18時30分~19時 まいちぃさんのみ前物販行います。それに伴い前物販終了~開場の間、5分ほど入れ替えの時間を取らせていただく可能性があります。ご了承ください。
会場:高円寺パンディット http://pundit.jp
前売・当日:1500円(1D別)*21時以降の入場は1000円(1D別)
*現役女性アイドルの方は入場料無料(来場時ツイッターアカウントをお見せください)
*web予約は12/2 11時高円寺パンディットのイベントページにて開始します。
 
出演:白川花凛、その他出演者募集中
www.shirakawakarin.com
 
お手伝い:大坪ケムタ
 
東京は明治神宮、京都清水寺比叡山延暦寺、そして高円寺パンディットでも2017年が終わろうとしています。卒業・断食・○○なう!、今年もアイドル界いろんなことがありました。
 
3月30日高円寺パンディットで引退イベントを行い、その後就職するも、現在絶賛ブロガーとして活動中の白川花凛さんをホストに、この日が2017年活動最後というアイドルたちによる2日早い年越しイベントを開催いたします。
 
出演アイドルは12月1日時点で白川さん以外未定。ということで出演していただけるアイドルをこれから募集いたします。
 
参加条件は「12月29日が今年最後のイベント出演であること」
 
そして参加”優先”される条件が「2017年中に所属グループから卒業、もしくはグループが解散・活動休止したアイドル(元アイドルも含む)」
 
「今年最後にファンと会う場がないなあ」というアイドルと、そのファンの力になれるイベントを目標としています。
 
出演希望者は企画担当の大坪ケムタまで連絡ください。(ツイッターアカウント@kemtaへDM、もしくはotsubootsubo@gmail.comへ。DMの場合は返信できるよう事前のフォローなどお願いします)出演要項をお送りいたします。事務所所属の方は事務所から連絡、もしくは運営の方に許可を得てからの連絡お願いします。
 
イベントは5~7人くらいの出演者を予定しております。応募者多数の場合こちらで選ばせてもらう場合があります。人数が揃ったところで応募は締め切ります。会場規模の都合上グループでの参加はお断りさせていただきます。なお出演希望者ゼロの場合は「白川花凛ワンマンショー」となります。

 
さて今回の企画ですが、前からこういうイベントやりたいな~と考えてまして。


ちなみに「欠場プロレス」は怪我して試合できないレスラーだけで行われるプロレス興行。詳しくは各自検索。要は「『今年最後にファンと会う場がないなあ』というアイドルと、そのファンの力になれるイベント」をやってみたいなと思ったわけです。活動休止して以降「ライブやってないライブアイドル」っていっぱいいるじゃないですか。そういう子とファンの交流できるイベントできればな、と思って企画してみました。
 
応募は元アイドルじゃない現役アイドルの方も出来ますが、応募多数の場合は元の方を出演優先させてもらいます。すいません。

ホストに白川花凛公式ブログ「地下アイドルなりのハッピーエンド」が何かと話題の白川花凛さん。基本は今年を振り返る、今年あれだけは言っておきたい!的なトークイベントです。それに「高円寺パンディット・カラオケ導入記念」ということで出演者には一曲ずつ何か歌ってもらおうかと。出演者決まり次第追加発表していきます。

あ、そういえばこの日の深夜に阿佐ヶ谷ロフトAで「アイドル楽曲大賞」があるから、こちらに23時まで物販でいてぶらぶら歩いて行けばちょうどいい気がしますよ!ということでゆるっと来たい人のために「21時以降の入場は1000円(1D別)」というオプションも用意しました。なにとぞー。
 

BUBBLE-B / バブルBのゆく年くる年

12.12「絵恋ちゃんvs零ちゃん出張版! 乱入アイドル達とくんずほぐれつ2017年のアイドルシーンを斬りまくる150分!」開催します。

*イベント後追記 「絵恋ちゃんvs零ちゃん出張版! 乱入アイドル達とくんずほぐれつ2017年のアイドルシーンを斬りまくる150分!」実況&感想まとめました。
togetter.com

 
地下アイドル総合サイトさんのご協力を得まして「絵恋ちゃんvs零ちゃん出張版!~」、渋谷ロフト9でやらせていただきます。去年末くらいに「アイドル楽曲大賞があるならアイドル厄介大賞みたいなイベントやりたいな~」とぼんやり思ってたんですが、今年あらためてやりたいなと考えた時にやるならこちらとコラボする形がベストでしょ!と依頼したところ、快諾していただきました。ゲストもかなりいいメンツではないでしょうか。絵恋ちゃん以外はイベント時点では全員「元○○」という。。まさに年末っぽい企画、地下に限らず今年のアイドル界をわっさわっさと振り返る愉快な内容になると思うので楽しんでいただければ!

「絵恋ちゃんvs零ちゃん出張版! 乱入アイドル達とくんずほぐれつ2017年のアイドルシーンを斬りまくる150分!」
日程:12月12日(火)開場19時 開演19時30分
会場:渋谷LOFT9 http://www.loft-prj.co.jp/loft9/
前売:2500円 当日:2800円(税込・要1オーダー500円以上)
*前売券は10/30(月)正午12時よりe+にて発売
 
出演:絵恋ちゃん(元偶想Drop
ゲスト:伊藤麻希(トキヲイキル、元LinQ)、カワシマユカ(ただの女の子P)、さとみ(元Living Dead I Dolls)、寺田珠乃(ペスカモシャス、元Hauptharmonie
ドルヲタ漫画家対談:しこりん先生ハトが推すはなさく

 
国民的アイドル話からギリギリアウトなアイドル運営話、狭すぎるピンチケ事情まで、アイドルがそんな話まで切り込んでいいのか!と人気のweb対談「絵恋ちゃんvs零ちゃんのアイドルシーンを斬る!」(地下アイドル総合サイト連載)がなんとライブ版で開催!ゲストアイドルたちを交えて、この一年のアイドルシーンを総括します。ステージでは言えなかったアイドルの本音が聞けるのか? また地下アイドル総合サイトで『みなみのTO』『グッバイ、アイドル』『はじめての太陽』を連載中のドルヲタ漫画家が奇跡の集結!このトークを見れば今年の地下アイドルのすべてがわかる!
 
絵恋ちゃんvs零ちゃんのアイドルシーンを斬る!
地下アイドル総合サイト

#いいねしてきたアイドルをフォローする について。だれでもいいだれかになってくれるな、という話。

ツイッターハッシュタグで「#いいねしてきたアイドルとチェキを撮る」「#いいねしてきたアイドルをフォローする」というのが流行っておりますね。アイドルファンがこのタグをつけると、アイドルがやってきていいねつけてくれるとかなんとか。

ファンがタグつければ、アイドルもそれを追っていいねする。これってこっちは他人のタグを別に見たいわけじゃないけど、頼みもしないのにフォロワーの「いいねしました」が表示されるおかげで、ずらずらとアイドルファンの人の「#いいねしてきたアイドルを~」がTLに並んでるんですね。フォローしてるアイドルの人がいいねばんばんしてるから。あれ正直いらん…。あれミュート出来るって話で数ヶ月前からやってるんだけど消えないんだよなー。
 
(関係ないですけどこの「いいね」が見えるって状況、相手のいいねが見えるのはまだいいとして、自分の「いいねつけたtw」のどれがフォロワーに見えてるのかわからない、てのがいちばん恐ろしいですね。自分をフォローしてる人のTLに、澁谷果歩さんの面白いおっぱいtwとかが「大坪ケムタさん他3人がいいね!しています」とか出てるんでしょうか。ひー)
 
それはともかく、このハッシュタグ「#いいねしてきたアイドルを~」がなんかもやるものあるなあ、というのがあって。ひとことで言えば「いいねの安売り感」。

アイドルにとって「営業ツールとしてのいいね」というのは理解出来るんですよ。ただそれは「ライブ楽しかった」とか「○○が気になる」という、あくまで自分やグループに対する関心を示している&示してそうなtwに対して行うものであって、ファンの興味というのがベースにあるのが普通なんじゃないかと。

でも「#いいねしてきたアイドルを~」ってのは、正直「だれでもいい」わけですよね。そこに自分からいいねするのは媚びすぎじゃないかなあと、と思ったわけです。最初は。
 
ただ「媚びる」というのもなんか違う。特定のアイドルを応援する側にとって、好きなアイドルからの「いいね」というのはそれなりの意味があるわけじゃないですか。特別な人からの、特別ないいね、なわけです。それは何物にも変えがたい。

ただ、TLで流れてくる「#いいねしてきたアイドルを~」を見ると、人によっては100人近くのアイドルのいいねが並んでるわけです。それはもう特別でもなんでもない。誰かにとっての特別な人たちの特別ないいねが特別でなくなってる感がどこか悲しく思えました。
 
あなたの「いいね」は誰かにとって特別な人からの特別ないいねなんだから、だれでもいいいいねをして「だれでもいいアイドル」になってくれるな。
 
まあ自分がこんな感じでぬるぬる思ってるのとは違って、アイドルにとっても単なるお遊びなのかもしれませんし、けして楽ではないアイドル状況、とにかく誰でもいいからフォロー数を増やしたい、というのが正直なところのかもしれません。ああ、そういう話題も出た7月にやったトークイベント「SAKA-SAMA Dr.まひるんの『アイドルのTwitterについて考えてみた』討論会!」、今やったらこの話題ぜったいやるよね!ということでその際のイベントのリンクを営業して寝ます。
 
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