サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

「祝プロレスデビュー!LinQ伊藤麻希後楽園ホール初勝利祝賀会*諸事情によりタイトルが変更する場合があります」開催します。

アイドル界きってのリトルモンスターでビッグヘッドな美少女・LinQの伊藤ちゃんこと伊藤麻希さん。これまでもDDTの興行や試合にいろんな形で絡んできた彼女ですが、ついに本格的にプロレスデビュー!12月博多デビュー戦に加えて、プロレスファンにとってのお正月・イッテンヨンには東京女子プロレス後楽園ホール大会での試合が決定!その試合翌日に、彼女のプロレスラーとしての思いを語っていただきます。共演には彼女も尊敬するDDTのメンタリスト・男色ディーノ選手に、旗揚げ当初からDDTを深く知る男・鈴木健.txtと人選もばっちり。自分はこちらは出演しませんが、イベント企画&運営となります。イッテンヨンでプロレス熱高まってるところのイッテンゴの初出社とか、気分乗らないだろ?ぜひこちらで一杯飲んで楽しみましょう!

祝プロレスデビュー!LinQ伊藤麻希後楽園ホール初勝利祝賀会*諸事情によりタイトルが変更する場合があります
 
1月5日(木)OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥1,500 / 当日¥1,800(税込・要1オーダー500円以上)
 
【出演】伊藤麻希(LinQ)、男色ディーノ(DDTプロレスリング)、鈴木健.txt
 
必殺技は巨頭を活かした頭突きに毒霧、さらに男子レスラーの生尻に顔面から突っ込んだりと、リングの上でもアイドルらしからぬ破天荒な活躍を見せていたLinQの伊藤麻希がついに本気でプロレスデビュー!後楽園ホールデビューとなる1.4東京女子プロレス大会の翌日、未知の戦いに挑んだその思いを語る!当日は前日の試合振り返りはもちろん、プロレスの道を選んだきっかけからレスラーとしての野望を語るトークコーナーに加え、デビュー戦となる12.11DDT博多スターレーン大会の山下実優戦の映像を見ながら本人が生解説。2017年リングとステージを股にかけた”今闘えるアイドル”の今年に賭ける意気込みを聞け!

 
*詳細・前売購入はロフト9のサイトをご覧ください。
 
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「映画『堕ちる』上映+トークショー!in 大阪」「映画『堕ちる』再アンコール上映会」出演します。

東京で2度の都内初上映イベントが完売、さらにアンコール上映も完売と、アイドル好き・映画好き両方から注目されている映画『堕ちる』。その美しい映像と語りたくなるストーリーにSNSでも話題沸騰。徐々にネットメディア以外でも取り上げられはじめました。
 
映画:中年男性が地下アイドルに「堕ちる」 異例の盛況 - 毎日新聞
 
そしてついに大阪上映が決定!村山監督、めめたんも行きます!

映画『堕ちる』上映+トークショー!in 大阪
 
12月6日(火)
【第一部】OPEN 18:00 / START 18:30(END 19:30予定)
【第二部】OPEN 20:30 / START 21:00(END 22:00予定)
各部前売り ¥1,000(飲食代別)※要1オーダー¥500以上
※第一部・第二部は別公演(入れ替え制)となります。
 
【出演】村山和也(映像ディレクター/『堕ちる』監督)
【ゲスト】錦織めぐみ(Luce Twinkle Wink☆/「めめたん」役)

【進行】大坪ケムタ(ライター)
 
仕事一筋に打ち込んできた織物職人がふとしたきっかけでローカル地下アイドルと出会い、その笑顔と歌声にハマっていく。そして忘れていた感情を取り戻していく‥‥「きりゅう映画祭2016」で初公開されるやいなや、現役アイドルから映画関係者まで揃って賞賛の声を上げた映画『堕ちる』。都内初公開となった渋谷ロフト9での上映会は3度の上映が全て完売札止め。そんな話題の映画がついに大阪初上陸!上映後は村山和也監督とめめたん役の錦織めぐみさん(Luce Twinkle Wink☆)によるトークショーも行います。
 
*詳細・前売購入はロフトプラスワンウエストのサイトをご覧ください。

 
そして東京も再度追加上映が決定!今回のゲストは松尾貴史さんです。

映画『堕ちる』再アンコール上映会+トークショー(ゲスト・松尾貴史さん)
 
12月17日(土)OPEN 9:00 / START 9:30(END 10:30予定)
前売¥1000 / 当日¥1300(税込・要1オーダー500円以上)
前売券は11/21(月)正午12時よりe+にて発売
 
【出演】村山和也(映像ディレクター/『堕ちる』監督)
【ゲスト】松尾貴史(タレント)

【進行】大坪ケムタ(ライター)
 
仕事一筋に打ち込んできた織物職人がふとしたきっかけでローカル地下アイドルと出会い、その笑顔と歌声にハマっていく。そして忘れていた感情を取り戻していく‥‥。公開前から話題沸騰! 「きりゅう映画祭2016」で初公開されるやいなや、現役アイドルから映画関係者まで揃って賞賛の声を上げた映画『堕ちる』。これまで3度の都内上映会はすべてソールドアウト。毎日新聞はじめメディアにも多く取り上げられ、大阪(12/6)、愛知(12/30-1/6)での上映も緊急決定。その反響に応えての再アンコール上映会です。アフタートークのゲストは松尾貴史さん。幅広い知見を持つ松尾さんは本作をどう見るか? 都内では年内ラストの上映、ぜひお越しください!
 
*詳細・前売購入はロフト9のサイトをご覧ください。

「りさちゃんとまことちゃん~里咲りさ・戸田真琴突然の2人会~」出演します。

きっかけはこのツイートでした。




里咲しゃちょーと戸田さんか~、どちらもお会いしたことあるけどたしかに系統は同じっすよね。リスとかの小動物系の顔立ちというか。たしかにふたり並んでるところ見たいなー。‥やるか!ということで「似てる」だけの一点突破でイベント組んでみました。チケットはもう3桁間近っぽいのでお早めに。そういえば映画『何者』の有村架純も系統は同じだと思いましたよ。*有村架純は出ません

りさちゃんとまことちゃん~里咲りさ・戸田真琴突然の2人会~
 
11月9日(水)OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥1,500 / 当日¥1,800(税込・要1オーダー500円以上)
【出演】里咲りさ、戸田真琴
【ゲスト】白川花凛、姫乃たま、宗像明将安田理央、越智灯子
【進行】大坪ケムタ
 
ニューアルバム『売れるまで待てない』が人気のアイドル/シンガーソングライター・里咲りさと、中森明夫が絶賛するなどそのブログが話題のAV女優・戸田真琴。まったく関わりがないような2人が、ある日SNS上で「似てる!」と話題に。では実際に会わせてみよう、と無茶ぶり二人会を開催!といって「似てる」だけではさすがに話が進まないのでゲストを大挙投入。前半はそれぞれを「推しメン」という音楽評論家・宗像明将とアダルトメディア研究家・安田理央、「最高峰のアイドル業界入門&AV業界入門!」主宰の越智灯子を交えて、それぞれの紹介も兼ねて魅力を語る。後半は最近アイドル活動を始めた真琴ちゃんのために、現役アイドルのパイセンたちがアドバイスを送ろう!とグラビアアイドル白川花凛、地下アイドルの姫乃たまも交え、このメンツならではのアイドル論を語ったり語らなかったり!

 
*詳細・前売購入はロフト9のサイトをご覧ください。
 
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「『漫画ルポ 中年童貞』刊行記念イベント  中年童貞文化祭!!」出演します。

なんかこういろいろイベントづいてるこの秋ですが、こんなイベントの司会進行を担当することになりました。今をときめく(中川ホメオパシーとか劇画狼とか)リイド社に乗っておこうかと!ただ今のところ出演者以外何も決まってない!中年童貞も少年童貞も非童貞もお越しください!

『漫画ルポ 中年童貞』刊行記念イベント
中年童貞文化祭!!

11月3日(木・祝)OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥1,600 / 当日¥2,000(共に飲食代別) 
前売はe+にて10/16(日) 12:00発売!
【出演】桜壱バーゲン(漫画家)・中村淳彦(ノンフィクションライター)ほか!
【司会】大坪ケムタ(フリーライター)
 
Web漫画サイト「リイドカフェ」で連載されていた『漫画ルポ 中年童貞』がリイド社から単行本として刊行されたことを記念したトークライブが、文化の日に開催!!
あの衝撃の問題作『ルポ 中年童貞』を、漫画という手段を使って可視化した『漫画ルポ 中年童貞』は、日本の社会の根底にある深い闇を赤裸々に映し出す。
あなたはこの現実を受け止めきれるか!! ※イベントの最後にサイン会あり。

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告知の段階では3人出演者以外ぜんぜん決まってないので、とりあえず打ち合わせを進めております。ということで内容決まり次第、ここの告知文も変わりますので、ドンミスイッ!
 



 

2016年9月のお仕事

●アイドル方面では、『OVERTURE 008』(徳間書店)の特集「アイドルとファンの距離」担当しました。150人のファンと50のアイドル運営にアイドルの魅力やライブや物販についてのアンケート、ヲタ座談会に古川愛李さんインタビューなどかなり濃厚な内容になりました。かなり好評なようでありがたきしあわせ。『月刊エンタメ』11月号(徳間書店)に構成担当してます生ハムと焼うどんの人生相談連載「神に仕えよ迷えるローストビーフたち」掲載されてます。今回はドルヲタ相談「接触にハマりすぎてヤバい」「ツイッターの反応に一喜一憂」の2本。生ハムと焼うどんといえば、「生ハムと焼うどん写真集 Photograph collection and DVD vol.1」(LOFTBOOKS)でインタビューも担当させていただきました。2人のソロインタビューということで、ふだんメディアに掲載される2人の自己紹介的インタビューとは違った空気が出てると思います。

生ハムと焼うどん写真集 photograph collection and DVD vol.1

生ハムと焼うどん写真集 photograph collection and DVD vol.1

 
●おとな方面では『アサヒ芸能』(徳間書店)で毎週担当しているAV女優インタビューで小池奈央さん、泉ののかさん、水稀みりさん、吉澤友貴さんら掲載しています。AV女優インタビューは随時アサ芸プラスに転載されてますのでご興味ある方はぜひ。「大人」ってとこからです。子供は見ちゃダメだ!あと『DMMニュース』神波多一花さんインタビュー【1】,【2】,【3】,【4】泉ののかさんインタビュー【1】,【2】,【3】,【4】南梨央奈さんインタビュー担当しました。その他、『DMM』(GOT)、『ザ・ベストSpecial』(KKベストセラーズ)、『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)、『月刊ソフトオンデマンド』(SOD)など、記名・無記名原稿からコメント仕事までいろいろやっております。
 
●構成担当しましたSKE48裏ヒストリー ファン公式教本』(白夜書房ゆるめるモ!田家プロデューサーとの共著『ゼロからでも始められるアイドル運営』(コアマガジンまだまだ発売中です。『ゼロからでも始められるアイドル運営』は電子書籍も発売中。しかも書籍版に加えて追加章もあってお得ですよ~。
otb.hatenablog.jp
SKE48裏ヒストリー ファン公式教本

SKE48裏ヒストリー ファン公式教本

 
●童貞喪失インタビュー集「THIS IS NOT A LOVESONG**」1~3巻電子書籍版発売中です。amazon.co.jp、ebook japan、Yahooブックストア、iBookstoreなどでお求めください。そして1~3巻ともauの定額コンテンツサービス・ブックパスでも読めます。読める方はぜひとも。書籍版の2巻、3巻も各店舗で発売中です。
脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** デジタルブックファクトリー

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** デジタルブックファクトリー

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 2

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 2

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 3

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 3

『生うどん美少女説証明会』『UNDERHAIRZ東京ワンマン』『映画『堕ちる』上映+トークショー!』いろいろお手伝いします。

10月はいろいろイベントお手伝いすることになりました!出演からいろいろ小手伝いまで。『月刊エンタメ』での連載構成から今回の写真集インタビューなどいろいろお世話になってる生うどん+まだ彼女らの魅力に気づいてない日本はおかしい!世界は気づいてるのに!な暴走ちゃん。大阪千日前味園界隈でお会いして以来まさかの東京ワンマン、大阪の(ゲスい)空気をがっつり持ってきてくれそうなUNDERHAIRZ。そして織物職人+地下アイドルという組み合わせで話題の群馬県桐生市発の映画が&都内初上映!な映画『堕ちる』。いちおう「アイドル」というくくりのはずなんですが、バラバラですね! お時間あればひとつでも見にきてくださいませっ。

生うどん美少女説証明会
10月3日(月)OPEN 19:00 / START 20:00 渋谷ロフト9
前売¥2,500 / 当日¥3,000(税込・要1オーダー500円以上)
【出演】生ハムと焼うどん、革命アイドル暴走ちゃん、大坪ケムタ
 
もはや流行語大賞から食べログアワードまで2016年の話題総なめ必至!な破天荒ガールズユニット・生ハムと焼うどん。アイドル界の枠を越え、テレビにラジオにネットと留まる所をしらぬ生うどん旋風、そこにロフトブックスがチャリーン♪と食いついた!人気ファッションブランド“NilePerch”“galaxxxy”協力の元、A3版というJK(常識を覆す)サイズの写真集 が9月18日に発売!日本中の思春期真っ只中のニキビ面男子が「ヤベェ、俺ガチ恋かも‥」と瞳を潤ませ、ラブリーでイノセンスで最前連続ジャンプはお辞め下さいな写真集は、生うどんのアイドル性をあらためて再確認させる事間違いなし!その写真集刊行を記念してロフトグループで一番お洒落な店「LOFT9 Shibuya」に、美少女生うどんが再登場!イベントでは写真集の裏話を語るトークに加えて、もちろんライブもあり!ゲストには海外での評価も高い狂乱の演劇パフォーマンス集団「革命アイドル暴走ちゃん」主宰の二階堂瞳子もお呼びして、アイドル生うどんを世界の目から新しく再評価!?水と米とワカメが飛び交う中でウリャオイとヲタ芸を打ち狂う間違ったジャパニーズカワイイで世界を虜にする彼女と生うどんをかけ合わせるとどんなケミストリーが起きるのか?聞き手には、写真集インタビューも担当したライターの大坪ケムタ
*予約等詳しくはこちらから

 
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UNDERHAIRZ東京ワンマン~陰毛ジャンケンin新宿~
10月9日(日)OPEN 18:00 / START 18:30 大久保ネイキッドロフト
ADV ¥2500 / DOOR ¥2500(別途飲食代)
予約特典 【UNDERHAIRZ1周年記念音源集CD】
 
過去に一度しか東京でライブしたことのない大阪のアル中アイドルUNDERHAIRZがまさかの東京ワンマンを強行! 予約特典として、波紋を呼んだ活動1周年記念音源集CD(プレス盤・16曲入り)の最後の在庫を大放出!! (プレス盤は先着40名様、以降はサイン入りCD-Rに非売品ステッカー2枚を付けたものをお渡しします) UNDERHAIRZは、ぽやな(MC)・宮城(MC)・ラミー(DJ)からなる大阪のアイドルグループ。 酒を飲むために集まっていただけだったが知り合いのおっさんが何故かライブ出演のオファーをしてきて泥酔状態でそれを快諾。晴れてステージデビューが決まったものの飲酒以外の活動がなかったので音楽を始める。そして迎えた初舞台をアイドルイベントのオーガナイザーの人が観にきており、アイドルイベントに出るようになり…アイドルの自覚が芽生えた平均年齢30歳。F**K VIO脱毛!! これが女子力だぞう🐘
*予約等詳しくはこちらから

 
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映画『堕ちる』上映+トークショー!
10月30日(日) 渋谷ロフト9
(第一部)OPEN 18:30 / START 19:00(END 20:00予定)
(第二部)OPEN 20:30 / START 21:00(END 22:00予定)
各チケット料金:前売¥1000 / 当日¥1300(税込・要1オーダー500円以上)
第一部・第二部は別公演(入れ替え制)となります。
【出演】村山和也(映像ディレクター/『堕ちる』監督)
【第一部ゲスト】錦織めぐみ(Luce Twinkle Wink☆/「めめたん」役)
【第二部ゲスト】ジェーン・スー(作詞家/コラムニスト/ラジオパーソナリティー)
【進行】大坪ケムタ(ライター)

 
仕事一筋に打ち込んできた織物職人がふとしたきっかけでローカル地下アイドルと出会い、その笑顔と歌声にハマっていく。そして忘れていた感情を取り戻していく‥‥公開前から話題沸騰!「きりゅう映画祭2016」で初公開されるやいなや、現役アイドルから映画関係者まで揃って賞賛の声を上げた映画『堕ちる』がついに都内初上映!上映後は村山和也監督をはじめ、映画にまつわるゲストを招いてトークショーも行います。
*予約等詳しくはこちらから

 
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映画『堕ちる』アンコール上映+トークショー
11月5日(日)渋谷ロフト9OPEN 13:30 / START 14:00(END 15:00予定)
前売¥1000 / 当日¥1300(税込・要1オーダー500円以上)
前売券は完売致しました。当日券の販売はございません。
【出演】村山和也(映像ディレクター/『堕ちる』監督)
【ゲスト】柳下毅一郎(特殊翻訳家/映画評論家)
【進行】大坪ケムタ(ライター)
仕事一筋に打ち込んできた織物職人がふとしたきっかけでローカル地下アイドルと出会い、その笑顔と歌声にハマっていく。そして忘れていた感情を取り戻していく‥‥。公開前から話題沸騰! 「きりゅう映画祭2016」で初公開されるやいなや、現役アイドルから映画関係者まで揃って賞賛の声を上げた映画『堕ちる』。都内初上映となった10/30ロフト9は2回公演にも関わらずソールドアウト!期待の声に応えてアンコール上映が決定しました。アフタートークのゲストは特殊翻訳家/映画評論家の柳下毅一郎さん。辛口映画評で知られる柳下さんは同作をどう見たか?アイドル映画に留まらぬその魅力を確かめに来てください!

アイドルネッサンスにまつわるわりと個人的な夏の記録

「うれしいね、好きでいてくれる人と歌うのは」。8月の終わり、スマホのメモ帳に突然書いてあるこの一行をみつけて、えーと何だっけこれ?としばらく頭にひっかかっていた。


ググっても出てこないし、とりあえず誰か2人にまつわる言葉なんだけどどういう関係性ならこんな言葉が出てくるのか、どうにも浮かばない。
 
それから数日、はっと思い出したのが7月30日のアイドルネッサンスのリリースイベント「君の知らない夏祭り」のこと。そこで行われたメンバーによるカラオケ大会で、「ずっと一緒に歌いたかったんです‥」と告白する原田珠々華の言葉に石野理子が返したひとことだった、はず。あらためてこの言葉を見ると、昔だったら「やっ!そんな!わたしなんか‥」と劣等感と謙虚が混ざり合った答えを返しそうな石野さんが、今はこんな風に受け止めれるようになったんだなあ、と思ってメモしたような気がする。あと単純にきれいな言葉だなと。今は自分がやってきた事に対しての評価を戸惑わずに受け止めれる。それはきっと、風の強い日も走ってきたから。
 
今年で3度目になるアイドルネッサンスの夏。1年目はデビュー数ヶ月で初めてのTIFに初めての定期公演(AKIBAカルチャーズ劇場・夏の新人公演)と初めてづくしの中に慌ただしく駆け抜け、2年目のは対バン出演イベントに真夏のリリイベと肉体的・精神的に厳しくも数段の成長を見せる飛躍の季節に。そして3年目。正直アイドルにとって3年目というと正念場の時期。フレッシュさで目につく時期は終わり、新規ファンの伸びも一段落。何かしらの起爆剤がないともうひと伸びは難しい。そのタイミングでの原田珠々華・野本ゆめかという2人の新メンバー加入、そして初のワンマンツアー、さらにニューシングル『君の知らない物語』リリースイベントという大きな3つと、TIFをはじめとした数々の対バンイベントが重なる夏になった。

新メンバー原田・野本のお披露目ライブとなった6月11日「アイドルネッサンス部 新体制お披露目するネッサンス!!」(ニッショーホール)以来に、自分がアイドルネッサンスを見ることになったのは7月27日のリリースイベント「渋谷の空に星が降るネッサンス!!」(渋谷マルイ屋上)。ここまでに6日間リリイベは経過していて、ニューシングルに収録された新曲発表などの明るい話題もある中で、見た人のツイートや公式発表からはメンバーの不調や、特典会欠席など不安な要素が漏れ聞こえてきた。27日のリリイベは、CDジャケットをイメージした星空をスクリーンに上映しての『君の知らない物語』パフォーマンスもあるということで、もともと行くつもりではあったけども、楽しみより不安が募る中での参加に。
 
そして当日。一曲目『君の知らない物語』、いつもならカウントから即歌い出す石野‥が声を出さない。新井乃亜の声で曲が始まった。いつもどおりの力の籠もった振り付けは変わらない、ただ石野の瞳は潤んでいるように見える。途中のMCで石野が喉の不調により歌えないことが告げられた。最初の噛みしめるような表情から、徐々に場に馴染むように表情を落ち着かせていった彼女。一瞬は心揺れても動じないのが彼女らの強さ、とはいっても見てるだけで辛い。ちなみにこの日は、ライブ前から百岡古宵も特典会不参加が発表されていた。満身創痍。
 
正直、3年目の夏は前2年よりは少し余裕があるのかな、と思っていた。特に現メンバーは。しかし、実際は立て込んだ日程の中に既存曲の8人バージョンの再振り付けに、ニューシングル+ツアー用新曲の7曲もあり、決して楽ではなかったはず。その中で新メンバー2人が見る度にパフォーマンスに溶け込んでいっているのと、ステージに立つ喜びを掴んでいってるように見えるのが救い。


その後のライブも石野は大事をとってボーカルを取らない体勢でのステージが続いた。そして7月30日、アイドルネッサンス1stツアー「君の街まで訪ねるネッサンス!!」初日(新宿BRAZE)。正直、「大事をとった」のはここから始まるツアー初日からのため。ツアー初日、いきなりの長尺のライブで喉は保つのか、そもそも完調なのか。不安なまま幕は上がり、一曲目は『トラベラーズ・ハイ』。心跳ねるキックの中から、爽やかな疾風のような石野のコーラスがステージからフロアに吹き寄せる。石野理子完全復活!数日前の声を出せない時の凍った表情が砕け散ったような、声を出せる喜びに満ちた笑顔を見ればこちらも全力で楽しめる。初日ツアーはそこからアンコール『夏の決心』まで20曲。代表曲『YOU』『Funny Bunny』『ベステンダンク』を外した思い切ったセットリストで、さらにツアー一発目の新曲は髭の『それではみなさん良い旅を!』と、夏のロックフェス的な躍動感で駆け抜ける、10代真っ只中の彼女らの今を見せる初のツアーにふさわしいものだった。
 
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ツアー初日の後、自分がアイドルネッサンスを見たのはTOKYO IDOL FESTIVALの3日間とスマイルネッサンスvol.18、それとSUMMERSONIC16'。TIFは3日間でベストと言われたHOT STAGEが見れなかったのは惜しかったけども、他のステージでのライブを見た限り「あの伝説を生み出してきたSKY STAGE」的な物語にはもう乗っからなくていいのかなと。もちろん活動としてはTIFみたいな場は大事だけども、個人としてはもっと長尺のライブが見たい。‥‥行くか! ということで8月27日大阪のツアーファイナル遠征することに。
 
大阪まで往復高速バス、しかも翌日の予定が決まってたのもあって朝7時大崎駅発で夕方4時に大阪到着してライブ見た後、23時なんば発のバスでトンボ返りの弾丸ツアー。移動16時間、滞在7時間。テーマソングは言うまでもなくクリトリック・リスの『BUS-BUS』、栄光に向かって走るあの列車には乗れない‥‥。それはさておき、さいわいにも梅田のバス停は会場のシャングリラ近くで、到着して近所の銭湯で一服して会場へ。前売も大概ギリギリで買っただけにチケットソールドアウト、会場から伸びる列も長い長い。入場の際にヲタ有志によるサイリウムが配られる。東京から来た遠征派も、大阪で待ちに待っていた人たちも、完全に空気が出来上がってる。これで350人くらいの箱って一番面白いことが起きる場だ。
 
セトリ的には他ツアーに準じたものながら、シックな真紅のビロード風のカーテンを背景に踊る白い8人はまた新宿とは違う品と情熱を感じさせるものに。この会場名なら絶対やるでしょ、な『シャングリラ』は石野新井ツートップからのスタートに歓声があがり、「旅」をテーマにしてきたツアー最後の新曲は奥田民生『風は西から』。なるほど大阪ファイナルにふさわしい一曲で、ここから続けての『それではみなさん良い旅を!』は男くささとメンバーの愛らしさのギャップが出るナンバーに。後半『夜明けのBEAT』『シルエット』といった昇天コースなロックナンバーでブチ上げてからのラスト『君の知らない物語』、そこでファンが用意したサイリウムが一斉点火される。いつもの力強い石野のボーカルにふわりと涙声が交じる。
 
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2年前の夏の新人公演千秋楽以来のサイリウム、あの日は「青」だった。これからアイドルシーンという大海にこぎだす彼女たちを輝かせるような青。そして今回は「白」。様々なものを乗り越えて高く高くたどり着いた天空のような星空の白。特に石野にとっては渋谷ではスクリーンの星空に照らされて歌うはずが歌えなかったこの曲が、今日は一面のサイリウムに照らされて歌える。その喜びはいかばかりか。

そしてアンコール1曲目『Dear Summer Friend』から、「まだ振り付けできてないんですが、どうしてもわたしたちが歌いたくて」と選ばれたツアー最後の曲はアカペラでの『FunnyBunny』。「君の夢がかなうのは誰かのおかげじゃないぜ/風の強い日を選んで走ってきた」*1その言葉に集約されるこの2ヶ月間の彼女たちの夏。モニターマイクに拾われて、結果的にちょうどよく生っぽさ残したままでライブハウス内に満ちたこの曲はツアーを締めくくる一曲として完璧だった。
 
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もう一度「うれしいね、好きでいてくれる人と歌うのは」という言葉に戻る。彼女らが歌う曲のほとんどは「思春期の曲」だ。それは自分が10代の時の、という意味ではなく「いろんな世代にとって、思春期の思い出として歌われてきた曲」が選ばれてるように思う。彼女らを知るきっかけはそういう「自分にとって大事な曲」だから、という人は多い。そんな皆の思春期の歌を受け止め、たしかなものとして歌ってきた彼女たち。そんな今のファンの思いも、これから出会うファンになる人たちの思いも「うれしいね、好きでいてくれる人と歌うのは」と笑顔で受け止めて前に進める自信と強さが今の彼女たちにはあるのではないのかな。ツアー最後の『FunnyBunny』に象徴される、こっちが「このくらいかな?」と思ってた「想像の100点」を「現実の120点」で打ち返してくるから凄ぇよ、彼女らは。
 
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とここまで書いておいて、メモした「うれしいね、好きでいてくれる人と歌うのは」てのがぜんぜん違うところのセリフだったらどうしよう‥‥と思ってる。中川ホメオパシーとか戸梶圭太とかさー。

*1:9/7、たまたま見に行った虹のコンキスタドールの定期公演でもこの曲がカバーされてて、その日のメンバーブログでこの歌詞を数人取り上げてたのは印象的だった。