サイタマビーチ

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの雑記とかイベント告知とかもろもろです。

フリーライター/イベンターの大坪ケムタの主にイベント告知とか雑記とかです。

上海・老西門は今までで一番楽しい中国の街だった。

先週2年ぶり4度目の上海に行ってきました。海外旅行はやっとフタケタ乗る程度の経験ですが、その中では最多渡航地ですね。最初の旅行は観光兼デイリーポータルのネタ用に、今回を含むあとの3回はアジア最大のアダルトグッズ見本市・上海国際成人展の取材。今回のレポートもさっそくDMMニュースに上がっておりますので、お時間ある方はぜひとも。AV女優の皆さんを見た中国のファンがブチ上がりすぎて警察が来てステージ中止になったり大にぎわいでした。にぎわいっていうのかそれは。

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【中国のAVファンはヤバかった】盛り上がりすぎて○○が出動するハメに…! 紗倉まな・あやみ旬果・香西咲・みづなれいらが来場したアジア最大のアダルトグッズ博・上海国際成人展レポート!【画像大量】 (2016年4月23日掲載) - DMMニュースR18

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【未来のオナニー到来】これからのオナグッズは「VR」!? デカいヘッドマウント着用のサイバーおっさんがあちこちでニヤニヤしていたアジア最大のアダルトグッズ博・上海国際成人展レポート!【後編】 (1/2ページ) - DMMニュースR18

 
ちなみに最初の上海行きについてはこちら。
portal.nifty.com
 
さてそんな上海なんですが、遊びに行く街としては個人的には「もう‥いいかな‥」って感じなんですよね。観光的なところはだいたい見たし、物価は来るたびに上がってるし、何よりいいTシャツが売ってない! おれが海外行く理由の6割は現地ブランドを漁るためなのに‥。最初に来た時は上海のブランドTHE THINGとか、あとHOOTERSの上海オリジナルT買ってみたりしたけど、香港とか台湾に比べるとパッとしないんですよね。といってパクリ系もネタに面白みがない(そもそも買っちゃダメです)。
 
というのもあって今回は取材以外の楽しみは初のSNH48劇場くらいかなーと思ってたんですが、期待をはるかに上回ってとにかく宿がサイコーだったのですよ! 先に書いたとおり物価クソ上がってる中、安ホテルをagodaやexpediaとか漁りまくって、シングル一泊2000円強というなかなかいいお値段で見つけたのが老西門の上海新天地青瓷主題酒店(Shanghai Celadon Theme Hotel Xintiandi)という宿。

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2016年3月のお仕事

●雑誌仕事では、アイドル方面だと『OVERTURE 006』(徳間書店)「アイドルプロデューサーの世界」特集の「渡辺淳之介(BiSH、POP)×加茂啓太郎(氣志團NUMBER GIRL、寺嶋由芙)」「古谷完(drop、まねきケチャ)×永田寛哲(虹のコンキスタドール)」「樋口竜雄(iDOL Street統括P)×高木三四郎DDTプロレスリング大社長)」「もふくちゃん(でんぱ組.inc、虹のコンキスタドール)」「POPカミヤサキ×ゆるめるモ!ようなぴ」を担当しました。対談は組み合わせから自分が考えたんですが、かなりハマったんじゃないかと思いますよ! 個人的にはもふくちゃんのアイドルソング論がむちゃくちゃ面白かったです。あらためて「いい歌・沸く歌・売れる歌」というテーマで考察してみたいなあ。それとBUBKA』5月号(白夜書房)「【新生クソアイドル】BiSH×【電撃ネットワークギュウゾウ対談」を担当しております。BiSHは先月の「エンタメ」に続いての取材ですが、6人揃って&ギュウゾウさん加わると空気変わりますね。その中で「BiSと比較されることをどう思う?」を聞けたのがよかった。
 
おとな方面ではBUBKA』5月号(白夜書房)笹本結愛さんインタビュー、トイズハートプレゼンツ「きのう誰食べた?」上原亜衣さん編担当しております。あと『アサヒ芸能』(徳間書店)で毎週担当しているAV女優インタビューでは市川まさみさん、観月奏さん、早川瀬里奈さん、丘咲エミリさんら掲載しています。AV女優インタビューは随時アサ芸プラスに転載されてますのでご興味ある方はぜひ。「大人」ってとこからです。子供は見ちゃダメだ! その他、『DMM』(GOT)、『ザ・ベストSpecial』(KKベストセラーズ)、『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)、『月刊ソフトオンデマンド』(SOD)など、記名・無記名原稿からコメント仕事までいろいろやっております。

OVERTURE No.006 (タウンムック)

OVERTURE No.006 (タウンムック)

BUBKA (ブブカ) 2016年05月号

BUBKA (ブブカ) 2016年05月号

 
●ネット仕事では「AllAboutアイドル・タレント」「「自分の曲を歌える幸せ」Maison book girl和田輪」と「だからやめられない!実質0円でハマるアイドル応援」の記事2本担当しました。それと「エンタメNEXT」「ハコイリ♡ムスメ・内山珠希卒業ライブレポート」を書きました。ハコムス内山さんは先月のインタビューからのライブレポまでやれてひそかに達成感。前に卒業した門前さんのとは違いすぎるほど違う卒業ライブで、いいもん見た感ありましたねー。翌週見たAKB48高橋みなみ卒コンが普通に見えたもんなあ。あれはあれでAKB48を10年見てきたヲタの死ぬ間際の走馬灯みたいなライブで良かったですが。あれだけノスタルジーを刺激するライブが出来るAKB48というのはさすがだと思いましたね。「君はメロディー」聴く度によく感じるもんなあ。
allabout.co.jp
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ハコイリ♡ムスメ・内山珠希卒業ライブレポート | エンタメNEXT - アイドル情報総合ニュースサイト

 
●構成担当しましたSKE48裏ヒストリー ファン公式教本』(白夜書房ゆるめるモ!田家プロデューサーとの共著『ゼロからでも始められるアイドル運営』(コアマガジンまだまだ発売中です。

SKE48裏ヒストリー ファン公式教本

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●童貞喪失インタビュー集「THIS IS NOT A LOVESONG**」1~3巻電子書籍版発売中です。amazon.co.jp、ebook japan、Yahooブックストア、iBookstoreなどでお求めください。そして1~3巻ともauの定額コンテンツサービス・ブックパスでも読めます。読める方はぜひとも。書籍版の2巻、3巻も各店舗で発売中です。
脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** (デジタルブックファクトリー)

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脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 2

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脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 3

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2016年2月のお仕事

●雑誌仕事では、アイドル方面だと『ENTAME4月号』(徳間書店)で「BiSHという異端児」担当しました。メンバーの私服ショット!デート感あるやつ!&「クソアイドルから次は○○アイドルに?」とか聞いてみたりしております。おとな方面では『BUBKA』4月号(白夜書房)で尾崎ののかさんインタビュー、トイズハートプレゼンツ「きのう誰食べた?」で涼南佳奈さん編担当しております。あと『アサヒ芸能』(徳間書店)で毎週担当しているAV女優インタビューでは北川ゆずさん、尾崎ののかさん、尾上若葉さんら掲載しています。AV女優インタビューは随時アサ芸プラスに転載されてますのでご興味ある方はぜひ。「大人」ってとこからです。子供は見ちゃダメだ! その他、『DMM』(GOT)、『スーパー写真塾』(コアマガジン)、『ザ・ベストSpecial』(KKベストセラーズ)、『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)、『月刊ソフトオンデマンド』(SOD)など、記名・無記名原稿からコメント仕事までいろいろやっております。

ENTAME(エンタメ) 2016年 04 月号

ENTAME(エンタメ) 2016年 04 月号

BUBKA (ブブカ) 2016年04月号

BUBKA (ブブカ) 2016年04月号

 
●ネット仕事では「AllAboutアイドル・タレント」で「栃木をアイドルで町おこし!ギュウ農フェス」と「『珠希イズム受け継いで』ハコイリムスメ内山珠希卒業」の記事2本担当しました。内山さんは本当に業界探しても他にないキャラのアイドルで、本当に卒業は惜しいメンバーなんですが、とっとと次の目標も決めてケロッとしてる感じがさすが内山さんだなあと。そんな彼女のキャラが出せたインタビューになったんじゃないかと我ながら思っております。
allabout.co.jp
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●それとネット関係では、ロフトプラスワンのweb番組「ロフトプラスワンpresents 発掘ラジオ コロコロたまご道場」に絶叫する60度の紹介人として出演しました。普段から喋るの苦手、と言ってるもんてろさん頑張ってくれました笑 移動車の運転もする魁ちゃんがフラカンの「深夜高速」聴きながら次の街に移動してるって、その画想像するだけでしびれますね。
www.youtube.com
 
●構成担当しましたSKE48裏ヒストリー ファン公式教本』(白夜書房ゆるめるモ!田家プロデューサーとの共著『ゼロからでも始められるアイドル運営』(コアマガジンまだまだ発売中です。『ゼロから~』は出版社でも在庫少なくなってきてるそうなので、ご興味ある方はお早めに。 
SKE48裏ヒストリー ファン公式教本

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●童貞喪失インタビュー集「THIS IS NOT A LOVESONG**」1~3巻電子書籍版発売中です。amazon.co.jp、ebook japan、Yahooブックストア、iBookstoreなどでお求めください。そして1~3巻ともauの定額コンテンツサービス・ブックパスでも読めます。読める方はぜひとも。書籍版の2巻、3巻も各店舗で発売中です。
脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** (デジタルブックファクトリー)

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脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 2

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脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 3

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『轟音と激闘の記録! 音楽ドキュメンタリー映画大全』参加しました。

以前もせのしすたぁ本など書かせていただいた「MOBSPROOF」責任編集の『轟音と激闘の記録! 音楽ドキュメンタリー映画大全』に参加させていただきました。執筆陣豪華ですね~。「ベッド・インの激マブ音楽ドキュメンタリー」が気になります!

ロックドキュメンタリー映画祭
轟音と激闘の記録! 音楽ドキュメンタリー映画大全
2016年4月8日刊行予定!
パンク専門誌MOBSPROOF責任編集!
 
パンク専門誌『MOBSPROOF』の新ライン「MOBSPROOF EX」が誕生。その第1弾としてロックドキュメンタリー映画に焦点を当てた「ロックドキュメンタリー映画祭」をリリース。本書ではいやが上にも盛り上がるミュージシャンのエモーショナル極まりない人生に迫ったロックドキュメンタリー映画のオールドスクールな作品から最新作まで国内外合わせて極上の250作品以上を紹介! TOWER RECORDSHMV、diskunion、BASEのスタッフが作品を紹介する「このドキュメントを喰らえ!」や、ミュージシャンのフェバリット作品について語ってもらうインタビュー「このドキュメントにやられた!」、ベッド・インの激マブ音楽ドキュメンタリー、パンクの歴史を記録し続けたターゲットビデオ、ゴス/デスロック/ポジパン映像入門、音楽心霊ドキュメントなど衝撃のコラムも充実!!
 
[インタビュー]
テンテンコ(ex BiS)/JOJO広重(非常階段)/津田紀昭(KEMURI)/日高央(THE STARBEMS)/TAISEI(SA)/景山潤一郎(THE PRISONER)
 
[執筆者一覧 (50音順)]
市川力夫/植地毅/尾崎テロル(TERROR FACTORY)/大坪ケムタ/お髭のマツオカ/ギンティ小林/国広克典(マーベリック・キッチン)/行川和彦/平田裕介/ベッド・イン/松田義人(deco)/松原弘一良(MOBSPROOF)/三澤藏六切腹ピストルズ)/ヤマダナオヒロ(†13th Moon†)/ロビン前田(赤犬/男の墓場プロ) 
 
判型:A5判・176ページ 予価:1,500円(税別) 発行:出版ワークス 発売:河出書房新社 ISBN:978-4-309-92082-5 C0074
 
[特設サイト]http://rdmf.tumblr.com
 
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自分は『DENKI GROOVE THE MOVIE?』、あと非ロックですが『Documentary of AKB48』などのアイドルドキュメンタリー映画などについて書かせてもらっております。電気は試写見て書いて、出るのは公開後という恐ろしいパターン!


そしてこれ見て「怖ぇー!」と思いました。いやこれでこそ、か。

2016年1月のお仕事

雑誌仕事では、アイドル方面では『エンタメ』3月号(徳間書店)で特集「業界騒然「原宿駅前パーティーズ」の革命」でふわふわよりメンバー7人(赤坂星南さん、岩崎春果さん、遠藤みゆさん、佐伯茉央さん、中野あいみさん、平塚日菜さん、吉澤瑠莉花さん)のインタビュー担当しました。おとな方面では『BUBKA』3月号(白夜書房)で南真菜果さんインタビュー、トイズハートプレゼンツ「きのう誰食べた?」友田彩也香さん編担当しております。あと『アサヒ芸能』(徳間書店)では初美沙希さん、七原あかりさん、蓮実クレアさん、羽月希さんインタビューしてます。AV女優インタビューは随時アサ芸プラスに転載されてますのでご興味ある方はぜひ。「大人」ってとこからです。子供は見ちゃダメだ! その他、『DMM』(GOT)、『スーパー写真塾』(コアマガジン)、『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)、『月刊ソフトオンデマンド』(SOD)など、記名・無記名原稿やコメント仕事等やっております。

●ネット仕事では「AllAboutアイドル・タレント」でStereo Tokyo八木来未さん卒業ライブレポ+インタビュー「2015年のアイドル界をパリピが更新!Stereo Tokyo」、アイドルとして初めてMCバトルに参戦したライムベリーMIRIさんインタビュー「ライムベリーMIRI、戦極MCバトルへの挑戦」前後編を書かせていただきました。
allabout.co.jp
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今月の仕事で個人的に印象的だったのが「ライムベリーMIRI、戦極MCバトルへの挑戦」ですね。年末の戦極MCバトルの奮戦はほんと素晴らしい内容だったんですが、時期が時期なので正月またいで話題が忘れられがちなんですよね、特にアイドル界側だと。実際そっち系メディアでは記事出てないし。それはもったいない、という事で年明けに取材させてもらうことに。それで大喜利イベント後にインタビューさせてもらったんですが、これが自分としても初めての感覚を覚えた体験で。文中にも書きましたが、今まで自分は何人もの10代~20代の男女に取材する機会あったけれど、彼女ほどこちらの質問に対してほとんど間もなくしっかり答えてくれた子はいなかったです。こちらの質問に対して、ほとんど即答でバーッと多くの言葉で返してくれるんですね。若い子でも普段から自分の現状について悩んだり考えてる人は少なくないでしょう。しかし、それを常に自らの言葉にして出し続けている人はめったにいない。そんな数少ない人種がフリースタイルのラッパーなのでしょう。そしてこちらの質問に対して溢れてくる彼女の答えからもフリースタイルの経験が見て取れました。正直、普段のインタビューだと30分話聞いたら原稿で使えるのって15~20分くらい。でも彼女の場合40分くらい話聞いて、1時間以上聞いたかのような取れ高ありましたね。ちゃんと内容も濃くて。ということで記事は1万字越えてしまいました。これ雑誌じゃなくてよかったな~。その後「芸人ラップ王座決定戦第二章」のライブも見てきました。しっかりコール&レスポンスも起こしてたし、彼女自身がリリックに参加した曲もやったのが良かったですね。「自分の言葉」を外に出す経験がMIRIさんにとってどう経験になったのか、この先の成長が楽しみです!
 
●構成担当しましたSKE48裏ヒストリー ファン公式教本』(白夜書房ゆるめるモ!田家プロデューサーとの共著『ゼロからでも始められるアイドル運営』(コアマガジンまだまだ発売中です。『ゼロから~』は出版社でも在庫少なくなってきてるそうなので、ご興味ある方はお早めに。 
SKE48裏ヒストリー ファン公式教本

SKE48裏ヒストリー ファン公式教本

●童貞喪失インタビュー集「THIS IS NOT A LOVESONG**」1~3巻電子書籍版発売中です。amazon.co.jp、ebook japan、Yahooブックストア、iBookstoreなどでお求めください。そして1~3巻ともauの定額コンテンツサービス・ブックパスでも読めます。読める方はぜひとも。書籍版の2巻、3巻も各店舗で発売中です。

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** (デジタルブックファクトリー)

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** (デジタルブックファクトリー)

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 2

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脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 3

脱童貞 THIS IS NOT A LOVESONG** 3

#私を構成する9枚、そのきっかけの1枚

ツイッターフェイスブックで「#私を構成する9枚」てのが流行ってたのでやってみました。

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左上から右に
 
Purple Rain/Prince and The Revolution(1984)
3Feet High and Rising/DE LA SOUL(1989)
Pinkerton/Weezer(1996)
Better Living Through Chemistry/Fatboy Slim(1996)
FEAR OF A BLACK PLANET/PUBLIC ENEMY(1990)
SISTER STRAWBERRY/筋肉少女帯(1988)
662BPM BY DG/電気グルーヴ(1990)
SAPPUKEI/NUMBERGIRL(2000)
EXPERIENCE/The Prodigy(1992)

 
並びは適当で意味はないです。

いずれもただ大好きってだけでなく、聴いた当時の自分の価値観を揺らすきっかけを作ったもの、て感じでしょうかね。それも音楽以外の部分に至るまで。あらためて見るとリリース年は1984年から2000年、基本リアルタイムで聴いたものばかりなので年齢でいえば12~28歳の時に聴いたもの。まあ、現在に至る自分の根幹を作るのはそのくらいですね、たしかに。30歳過ぎてからは…ないなあ。そこから現在に至るまでは、音源よりライブ体験の方がでかくなってきてる。地方住まいゆえライブに行きたくても行けなくて、ひたすら音源を聴くしか無かった時代の方が盤に対する思い入れは大きいですよね。

しかしやっぱ大きいのは一番最初の最初、初めて音楽を音楽として認識してハマったPrinceだなーとあらためて思う。だって最初に買ったレコードからしてプリンスの『ビートに抱かれて』だもんな。パープルのカラーレコードというのがまた良くて、子供ながらに「ヤバいブツを買った」感あった。ターンテーブルないのに捨てれなくてまだ持ってる。

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なかなかライナーノーツ(そういえばシングルにもあったなあ)が時代がかってていいですね。そう、俺達のボスはPRINCE!
 
と思ってたら、よくよく思い返すと最初に買ったレコードはプリンスじゃなかった。たしか『超時空要塞マクロス』か『巨神ゴーグ』、ついでにいえば初めて買ったLPは『装甲騎兵ボトムズ』のサントラだよ! すいません、ちょっと格好つけてました。
 

超時空要塞マクロス OP FULL /「マクロス」藤原誠

GIANT GORG 巨神ゴーグ OP full 輝く瞳
 
というので分かる通り、小5くらいまではガンダムあたりから順当にハマった普通のロボットアニメ少年だったわけです。まあ、サントラ買うくらいだから少しばかりのめりこむ方のアニメ少年だったんでしょう。それも姉が毎号アニメ専門誌『ジ・アニメ』買ってたりしたので、小学生にしてはコアな情報得ては周りに自慢するようなスタンスだった気がします。ちょうど『六神合体ゴッドマーズ』でマーグが(今でいう腐女子に)熱狂的人気、みたいな記事を読んだ覚えがあるのでいろいろファン心理とか変わってきてた時期なんでしょうね。自分もプラモも好きでパテ埋めも出来ないくせに模型専門誌『ホビージャパン』毎号買ってたしな。何事も能書き好きの半可通なのは毛生える前から!

ただ不思議なもので、音楽を聴くようになるきっかけもアニメだったりする。声優の神谷明さんがやってる「ベスト・リクエスト」という洋楽番組があって、単純に神谷さんがやってるなら! というんで聴いてみたわけです。で、たまたまその週の1位がプリンスの『レッツゴー・クレイジー』。そしてその翌週くらいには深夜のMTV的な番組で全裸のチリチリ頭の男が紫の煙をまとってバスルームから出てくるMVを見ることになり、それ以降どんなモビルスーツやドイツ軍の戦車よりもハマることになるわけでした。だって小学校の卒業文集で「尊敬する人:プリンス」て書いたからね! ほんとバカだなあ、その頃の俺。でも俺だけは全力で頭撫でて褒めてあげたい! 

それが1984年、小6の時の話。その後、音楽的影響でいえばプリンスらしいのはプリンスしかいないので、ファンクとか近いものを漁るとかはなかった(レコード買いまくる金も近所にレンタル屋もなかった)けれど、これ以降音楽のみならず「明らかにキワモノなんだけど、間違いなく魅力的なもの」に対する抵抗感がかなり減った気がする。直感的に「面白!」と思ったらとりあえず手ェ出してみる方向に。最初に聴いたのが『レッツゴー・クレイジー』だけに(ドヤ顔)。

「ベストリクエスト」を聴いてなければ、そのままアニメと同年に誕生したファミコンにハマってたかのなあ。それともその後来るバンドブームで順当にBOOWYブルーハーツにハマっていたか。おっさんになってやる「#私を構成する9枚」的な企画はいろいろと答え合わせしちゃいますね。
 


Purple Rain (1984 Film)

Purple Rain (1984 Film)

2015年12月のお仕事

●雑誌仕事では、アイドル方面では『エンタメ』2月号(徳間書店)で「年末恒例企画2015年 ENアイドルアワード」一部担当しました。ギュウゾウさん・宗像明将さんとの今年のアイドルシーン振り返り、Stereo Tokyoミニインタビューなど。同じく徳間書店の『OVERTURE No.005』の「アイドルアワード2015」にも参加、カナミル(おやすみホログラム)、ましゅりどますてぃ(校庭カメラガール)、里咲りさ(少女閣下のインターナショナル)あたりにコメントが使われてます。あとアイドルじゃないですが『smart』(宝島社)で今年で25週年を迎える電撃ネットワークのインタビュー担当しました。デンマーク女王の前で○を出した話とか、国際問題スレスレの話が! 一緒にイベントやってる&アイドル現場で会うギュウゾウさんは世界のギュウゾウさんなのだなあと話聞いて襟を正しました。
 
おとな方面では『BUBKA』2月号(白夜書房)で森苺莉さんインタビュー、トイズハートプレゼンツ「きのう誰食べた?」星美りかさん編担当しております。あと『アサヒ芸能』(徳間書店)では河西あみさん、生駒はるなさん、佐倉絆さんインタビューしてます。AV女優インタビューは随時アサ芸プラスに転載されてますのでご興味ある方はぜひ。「大人」ってとこからです。子供は見ちゃダメだ! その他、『DMM』(GOT)、『スーパー写真塾』(コアマガジン)、『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)、『月刊ソフトオンデマンド』(SOD)など、記名・無記名原稿やコメント仕事等やっております。

ENTAME(エンタメ) 2016年 02 月号

ENTAME(エンタメ) 2016年 02 月号

OVERTURE No.005 (タウンムック)

OVERTURE No.005 (タウンムック)

smart(スマート) 2016年 02 月号 [雑誌]

smart(スマート) 2016年 02 月号 [雑誌]

BUBKA (ブブカ) 2016年02月号

BUBKA (ブブカ) 2016年02月号

●ネット仕事では「AllAboutアイドル・タレント」で絶叫する60度インタビューを前後編で書かせていただきました。
allabout.co.jp
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AllAboutでは去年2月にアイドルネッサンス4月にSTEREO JAPANとインタビューしましたが、絶叫する60度もそれに並ぶくらいの期待値で見てるグループですね。2015年の自分の現場締めも絶叫と偶想ドロップのツーマン@新宿ロフトでした。魁さんが喉壊してたのは残念でしたが、もんてろさんの気迫とファンのいいふざけ具合で「大惨事ぼっち戦争」3連発など盛り上がりました。偶ドロも凄みもありつつわちゃわちゃしたゲリラ戦なステージが相変わらず楽しい楽しい。この日、両グループ今年からは同じ事務所になると発表もあり、この両グループだと現時点では偶ドロがBRAZEに続きディファ有明ワンマンを決めたりと勢いを感じさせますが、昨年一年全国を走り回って基盤を作り上げた絶叫の勢いが今年は爆発するんじゃないかと。3年デイズの2年目、間違いなく勝負の年。
 

絶叫する60度 with 6% is MINE「三年days」/ Debut Single「ONLY PLACE WE CAN CRY e.p.」収録 【公式】
 
●昨年終盤は上に書いた「エンタメ」「OVERTURE」などで「今年/現在のアイドル界まとめ」みたいな記事もちょいちょいやらせていただきました。その中で「エンタメ」2月号での宗像さんの話は非常に示唆に富んだものだったのですが、泣く泣くカットせざるものも多く…と思ったら、毎年書かれてるメンズサイゾーの「2015年アイドルポップスベスト10まとめ」でほとんど書いてらっしゃいますね。
www.menscyzo.com
 
そういった取材とか、あと先日のFNS歌謡祭で話題になった「48グループ・スタダ・ハロプロ共演」で思ったのが、よく今アイドルの分類が難しいと言うけれど、それでも「芸能界アイドル」と「ライブハウスアイドル」にパキっと分かれるなあと。FNS組がもう明らかに「芸能界アイドル」で、あらためてそれを感じたんですね。あくまでメディアとレコード会社と現場で生きていき、食わせていく人たち。スタートは観客7人とか路上ライブでも、上に行き着けば従来の芸能界システムをベースに活動するわけです。で、その枠にはライブハウスから上がってきた新参のインディーズアイドルではメジャーレコード会社に所属しててもそう簡単には入れない。

ただ今年はちょっと距離感が変わるのかもしれない。昨年大晦日の深夜、そのFNS組でない「ライブハウスアイドル」達がこぞってフジテレビの特番『アイドルNew Yearサミット2016』に出演してたのが印象的で。メディア側としてもポストももクロ(てブレイクしてずいぶん経ちますが)をライブハウスアイドルから育てたい、というのは間違いなくあるはずで。それを本格的に意識しつつ、その一方で現在どこのTV局も収益的に大きいイベント部門としても育てたいというのを感じます。ある意味、大晦日の番組は予選。「ここから彼女たちは芸能界アイドルに挑戦していくんだな…」という感を強く感じさせられました。といっても自分録画し忘れて番組自体は見てないんですけどね! でもあの番組ってコーナー見るだけでいかにも「芸能界」じゃないですか。ライブで頑張ってきた子たちがスタジオで懐かしのアイドル曲歌わされたり、暴露トークやったり。その中で「芸能界アイドル適正」を見極められるんでしょう。2016年はそういう両者の間で上昇気流に乗りまくる子もいれば、翻弄される子もいるのかな~と。そして真逆にライブに徹するアイドルが支持されたりもするんでしょう。

昨年「エンタメ」12月号で著名ヲタのガリバーさんからこういうコメントをもらいました。「ツイッターにSHOWROOM、そしてCHEERZ、DMM.yellといったアプリが登場し、全国どこからでも『推す』ことが出来るようになりました。聞いたこともないアイドルのweb番組見ても、100人は見てたりするんですよね。ネットを経て“現場”がより広がっている感じがします」。CDを積むのとは別の形で、アイドル市場回してくぞー、て構造は確かに出来てきてるんですよね。嫌儲的な人にとってはなんだかなー、なんでしょうけど、この広がりと深まりがうまく回ればアイドルシーン全体がまだ面白くなる可能性はあるんじゃないでしょうかね。

ちなみに自分はメディアや代理店的とかメジャー的なものが絡むのは全部クソだファックだとは思ってないですよ。ちゃんとした所もあるし、何より運営やメンバー本人がしっかりしてればプラスになることも多いんだから。そもそも自分が昔広告代理店の営業だったからね! 悪口は言えねぇです、はっはー。

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